センター英数で満点近くとった勉強法
ブログFROM 笠井伸春
先週、面接した瀬尾先生。
瀬尾先生の紹介ページはこちら
福井大学医学部医学科。
特に彼女の場合、現役生でセンター試験では英語192と数学198と、超優秀。
「もともとの頭がいいんでしょ」とか
「頭が良すぎてうちの子には合わないのでは?」とか
思われがちですが、そんなことはありません。
必死でやりきらないと入れない学科です。
そこで、中学高校時代、どうだったか、どうやって勉強したのか聞いてみたので、その内容を紹介します。
まず、意外だったのは、
「中学時代は勉強が好きではなかった」とのこと。
「積極的に勉強しなかったので、進級の時、下のクラスに落ちそうになりました。
それでこのままじゃダメだっていう危機感がめばえて、しっかりやろうと思いました。
だから、勉強が苦手、という子の気持ちもわかります」
さて、具体的な勉強方法ですが、3つ紹介します。
メリハリをつけた
「遊ぶ時は遊ぶ。やるときはやる。
遊びはリラックスして楽しむ。勉強は集中する。メリハリをつけることを意識してました。
今日は友達を遊ぶから、明日は勉強しよう、とかそういう風に過ごしていました」
日曜日は完全に休む、という人も多いです。
人間は14%の無駄な時間があるときが最高のパフォーマンスを得られる、という研究を聞いたことがあります。
週に1日、1/7が約14%なので、普段の日曜は1日休むというのは、これに合っています。
同じ問題集を繰り返した
「1冊のテキストをできない問題がなくなるまで、何度も繰り返しました。
途中で他の問題集に手を出さずに。
自力でできなかった問題には印をつけ、その問題だけを自力でできるまで繰り返しました」
勉強できる人ほど、
「同じ問題集を繰り返す」と答えます。
いろんな問題集に手を出してやりっぱなしでは
繰り返しができないので、効率が悪いんですね。
朝勉した
「高3のときは、5時に起きて7時から学校で自習していました」
朝の方がはかどる、という人も多いでしょうし、
早朝なら人に中断されることもありません。
以上、何か参考になれば幸いです。
笠井伸春
>> 笠井伸春ブログ一覧 <<
◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること