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今の中学2年生から変わる大学入試制度。その対策

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FROM 笠井伸春

教科書がまた厚くなったこと、ご存知ですか?

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今月中学生に配られた新しい教科書。
僕が担当している生徒に見せてもらいました。

「3年生の教科書、めっちゃ厚くなったあ」
とのこと。たしかに・・・

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でも、3年生だから厚くなったんじゃなくて、
今年度は教科書改訂の年だからなんですよ。

10年ごとにくる教科書の大改訂。
その4年後に小改訂
というのが近年のペースです。

 

教科書の総ページ数で見てみると・・・

1997年度 2,987ページ (小改訂)
2002年度 2,711ページ (大改訂 -276ページ「ゆとり」平成最少ページ数)

2006年度 3,122ページ (小改訂 +411ページ)
2012年度 4,026ページ (大改訂 +906ページ)
2016年度 4,305ページ (小改訂 +279ページ 平成では最大ページ数)

(教育開発出版株式会社調べ 1~3年生合計 教科書主要メーカー平均)

 

2002年度は週休2日制で土曜日が休みになり、
ゆとり教育まっさかり、でした。

そこから「これではまずい」ということで
学力重視になり、ページ数は増え続けています。

 

今年は、2002年度に比べると・・・
1494ページ、なんと約6割増し。

去年まで使っていた教科書と比べても
279ページ、7%程度増えました。

 

今回増えた内容は、
2020年度から本格的に始まる「大学入学者学力評価テスト」
を意識していると言われています。

2020年度からセンター試験がなくなって、
かわりにできるのが「大学入学者学力評価テスト」
今の中学2年生が大学入試のときですね。

 

新たに試される力の一つは、
活用力(思考力・判断力・表現力)。

今までは知識の量や計算力(正確さ・スピード)の習得を重視していたのに比べると、
身につけた知識・技術・技能を「いかに活用して問題を解決するか」

ということが重視される、ということです。

 

なので、学校の授業でも
暗記型から「思考力・判断力・表現力」を
きたえないと対策できなくなります。

「活用する力」が大事、とはいっても
知識がないと活用できません。
なので、暗記の学習は今まで通り大事です。

でも、授業時間は増えません。
教科書のページ数(授業の内容)だけが増えます。

 

それでどうなるかというと、
今年から今まで以上に、学力の差が広がることになるでしょう。

運動会で手をつないで横一列でゴールしていた「ゆとり教育」
その逆の傾向ですね。

やる子はどんどん学力をつけ、
やらない子との差が広がっていくはずです。

やはり、一層大事になってくるキーワードは
「自主学習の習慣」

できるだけ早めに身につけておきたいですね。

 

笠井伸春

追伸
家庭学習の習慣づけは
僕ら家庭教師がサポートしています。

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◆執筆者紹介

笠井伸春

笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。

高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り

「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
  • 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること

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