やる気につながる目標設定のやり方
ブログFROM 笠井伸春
お正月、目標を立てる時期ですね。
それで「よし!~大学合格だ」と目標を立てて、頑張り始めたものの、1,2ヶ月したら元に戻ってしまう・・・
そういう経験ってないですか?
こういう目標設定のやり方でうまくいかない原因は2つ。
目標が漠然としてることと、ゴールまでの期間が長すぎるってこと。
誰にとっても、意思を強く持ち続けるのは難しいことです。しかも、目標が遠すぎたり、モヤっとしていると、
「自分はあの大学に向かって頑張るんだ」と「今」実感するのが難しいんですよ。
そこで、
やる気を継続するための目標の立て方を2つご紹介します。
1. 目標を段階に分ける
~大学合格、というと、なんとなく「頑張らないとなあ」くらいな感じになってしまいます。短期目標を設定しましょう。
たとえば「(~大学に合格するためには)1ヶ月後の期末試験で学年50番以内」とか。
そうすれば、その短期目標は目標の大学につながっているので、「今」実感することができます。
「今の学校の授業がテスト範囲に入ってるから、しっかり聞こう」と、毎日の意識も変わってきます。
2. 目標を数値化する
もし、難関大学をめざすなら、レベルアップしたいなら、目標は数値にしましょう。
「ただ、がんばろう」ではなく、「次のテストで英語80点取る」など、具体的な数値にすることです。
毎日の行動目標も数値にすることです。
たとえば、「英単語帳の単語1000個を新しく覚えること」ことが短期の目標なら、「1日1回100個音読する」とか「電車の時間に10ページに目を通す」とかですね。コツはやる時間帯を決めておくことです。
以上ですが、この決めた行動を習慣にするためにおすすめは、学習記録(日誌)をつけること。
今日やったことを日記みたいに手帳に記録しておくんですね。
「1月5日 ~問題集15、16P、 英単語帳10P」みたいに。
これは「ドラゴン桜」でも紹介されていましたが、「自信」につながります。その自信が試験本番で助けてくれるはず。
あと、今日の自分の行動は「90点」だった。「120点」だった。みたいに毎日つけておくのもいいですよ。
あとで見返したりすると、楽しみながらできるし、「改善しながらやろう」という気持ちにもつながります。
何か参考になれば幸いです。
笠井伸春
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること