理科と社会、60点台から90点台にアップしたやり方
ブログFROM 笠井伸春
先日、オアシスの教師の勉強会を開きました。
家庭教師担当生徒約230名の
ベテランのN先生も参加しました。
受験の話題が中心になったんですが
その中から役立ちそうな話を1つ
シェアしたいと思います。
理科と社会、60点台から90点台にアップ
2教科で60点上がって念願の高志高校に合格した話
去年の話ですが、N先生が担当した生徒は
高志高校に行きたい、ということでした。
でも、英数国は形になってきたんですが、
中3になっても理科と社会が苦手で
60点とか65点とかそのあたり。
そこで、N先生の用意した学習対策は・・・
1冊のテキストを徹底的に繰り返し、定着させる
数ヶ月後、
理科も社会も93点とか96点とかとるようになり
高志高校に進むことができました。
暗記科目が苦手という悩みを持つ生徒は多いと思います。
だからいろいろ塾を変わったり、
次々にいろんな問題集に手を出した結果、
どれも中途半端になってしまう・・・
ということが多いんです。
でも、最も効果的な学習は
反射的にわかる、書けるまで
同じものを繰り返すこと。
もちろん、テキストは何でもいいわけじゃなく、
目標とレベルにあった内容のものにすること。
今回使ったテキストはこれ。
これで完ぺき 社会・理科(都麦出版)
やりきれるボリュームにするためだと思いますが、
よく入試に出される問題に絞られています。
教科書の隅にあるような難問にも正解して
100点を目指すのではなく、
確実に、重要で基礎的な問題に正解して
合格を目指すという内容になっていると思います。
(塾用の教材なので市販はされていません。
知っている塾か、なければオアシスでも用意できます)
繰り返しますが、
勉強はツールよりやり方が重要です。
何を使うにしても、
コツは妥協しないこと。
8割くらいできたらいいかな、ではなく、
すべての問題に即答できるまでは
そのページを繰り返すこと。
受験までワンランク上げる時間はまだあります。
後悔のないようにやりきりたいですね。
それでは、
今日も実りある1日を。
笠井伸春
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること
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