勉強してないのに自分より高得点の子がいます
ブログFROM 笠井伸春
(イメージ:http://www.baomoi.com)
「クラスのAくんは
勉強してないのに僕より高得点なんです。
宿題もよく忘れるし、テスト勉強もしてないって言ってるのに・・・」
以前、僕が教えていた生徒(中学生男子)が
もらしていた愚痴です。
他人と比べて劣等感を覚える。
気持ちはわかりますね。
僕も車を運転していて
同じ車種でオプションとかホイールが大きい車を見ると
「あっちの方がタイヤ大きくてかっこよく見えるな~」
とか、、、
他人からしたらしょうもないことを思うことがあります(笑)
そういうことってないですか?
自分よりあの人の方が上で悔しい、みたいな。
男の子なんで、
「次はやってやる」
というモチベーションにつながればいいんです。
でも、この子の場合は
「僕はやっても無駄なんじゃ・・・?」
と逆にとらえている様子。
これでは行動のブレーキになってしまいますね。
自分の素質に疑問を持ってしまい
行動量が減ってしまう方がバカらしいと思いませんか?
この生徒にはこうアドバイスしました。
「まあ、○○くんの気持ちはわかる。それは悔しいかもね。
でも、Aくんの成績の善し悪しと
○○くんのこれからって関係あるかな?」
ですよね。
Aくんが藤島高校から難関大学に行こうが、
どんなな人生を歩もうが、
自分の人生とは関係がないです。
他人と比べて評価しているうちは
いつまでたっても不満を持ち続けるとになるでしょう。
だって、一段上がったら、
また自分より上の人が見えてきて比べだすから。
(ある分野である集団の中で一番を目指すんだ、
という人はそれでいいと思いますが・・・)
比べるなら
昨日の自分、1ヶ月前の自分、半年前の自分。
ずっと見ていたこの生徒も
間違いなく成長しています。
仲間は切磋琢磨することで
自分を成長させてくれる存在。
豊かな人生のためにも
周りと比べるんじゃくにて
自分の成長を感じながらがんばってほしいですね。
それでは、
今日も実りある1日を。
笠井伸春
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること
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