計算が苦手、やりたがらない・・・
ブログFROM 笠井伸春
小学生のときから計算が苦手で、
楽しくなくなって算数アレルギーになっている、
という子は多いです。
克服すべく、
何度も何度もやらせる
↓
やらされてる感だけ強くなる
↓
さらに嫌になる
という悪循環になってしまう・・・
こういう子の解く様子を見ていると
ただやり方を知らないだけ、
ということがほとんどです。
要領よく解く
特に算数・数学は、
どうやったら楽にできるかを考えることが大事。
たとえば、わかりやすい例として次の計算。
0.75÷1.25=?
算数アレルギーになっていると、
「少数のひっ算かあ、やだなあ」
となりますが・・・
少数は分数に直すと
楽に計算できることが多いです。
分数に直すにも
一からではなく、覚えていると楽で速い。
0.25=1/4
0.5=1/2
0.75=3/4
1.25=5/4
・・・
など、
小数から分数への換算を
覚えておくだけで
楽に速くミスも少ない計算ができるようになります。
中学生の計算でも、
√169を簡単にすると?
答えは13
13の2乗(13×13)は169だから。
これは簡単な例ですが、
こういう知識が応用への土台になります。
これは頭が良いとか、
頭が悪いとかではないですよね?
知っているか、知らないか、
それだけのこと。
「数学は暗記の教科だ」
という数学の講師も多いです。
受験対策としては言えていると思います。
まずはできるようになることが大事。
算数・数学は知るべきことを覚えること。
そして、使えるように練習すること。
覚えた知識を使い
華麗に解ける方法を見つけられると
面白さも感じられるようになりますよ。
自分からもっと解いてみたい、
という気持ちになっていけばいいですね。
それでは、
今日も実りある1日を。
笠井伸春
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること