入試直前、苦手教科が不安すぎる
ブログFROM 笠井伸春
「センター直前ですが、
英語が足を引っ張っているので、みてほしい」
「数学でできない問題が多すぎる。
やるべきことが多すぎて追いつきません・・・」
毎年、この時期に受ける相談です。
試験が近づいているのに、
苦手教科を克服できない、と。
お子さんにそういう不安やあせりはありませんか?
やるべきことを絞る
冷静にやるべきことを絞りましょう。
あれもこれもと全国の問題集に手を出す生徒がいます。
お家の方もいろんな模試を探し、
全国模試を受けさせたり・・・
でもですね、
全国の高校模試はマーク式が多いですが、
福井県の高校入試は記述式です。
しかも、書かせる問題が増えています。
今、マーク式模試、受ける必要性があるでしょうか?
必要なことだけに絞ることです。
センター試験を受けるなら、
センター試験の過去問をさかのぼってやること。
県立高校入試なら、
確認テストや入試問題の過去問をさかのぼる。
あれもこれもと受ける学校以外の問題をやったとしても
「ああ、このパターンできない・・・」
と不安になる材料を探しているようなものです。
余計なものに手を出さないこと。
やるなら、
自分が今までやってきた問題集を見返す。
自分が受ける学校の過去問をやる。
間違いノートをつくり、説明を受け、
できるまでやってみること。
できなかった問題ができるようになったら
「また一つ前進できた」
と自分の成長を実感できますよね。
(教える立場なら、できるようになっていることをきちんと実感させてあげること)
「今年の福井県の出題傾向は変わるから
過去問はあてにならない」
という人もいます。
でも、そんなことはないです。
大問の順番が変わったり、
説明させる問題が多少増えるだけ。
聞いてきていることの本質は何にも変わっていない。
そんなことに動じないように
今までやってきたことを信じて
繰り返し、できるようにしていきましょう。
不安を完全に消すことはできないでしょうが、
確実に自信につながっていきますよ。
それでは、
今日も実りある1日を。
笠井伸春
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること