医学部生は頭が良すぎてついていけない?
ブログFROM 笠井伸春
先週木曜日の晩、うちの事務局での話。
ある福井大学医学部の学生と話をしました。オアシスの講師でもあります。
この春の大学新入生向けの小冊子に広告を出してほしいとのこと。
(写真は去年の)
毎年、医学部内で作って配布しているもので、少し前からうちも出させてもらっています。
うちは社会人講師・プロ講師の在籍も多いですが、学生講師も毎年採用しています。中でも福井大学医学部の学生講師の割合は多いです。
で、体験授業前のお家の方からよくこういうお話があります。
「医学部生は頭が良すぎて、うちの子どもはついていけないんじゃないですか?」
確かに、世の中には相手のレベルに合わせて伝えることができない人もいるでしょう。
でも実際は、学力の高い人は、説明する力も高い人が多いです。
相手がどこでつまずいているか?
を把握・分析する能力も高く、
どう伝えたら生徒が理解できるか?
本質的な理解につながるように
伝わるように説明する力があります。
先日もこういう印象を持っていたお家の方いらっしゃいました。
「学生は経験不足だし、自分はわかっていても解説するのはうまくないんじゃないかな・・・」
今までにも何度か家庭教師や塾を経験しているとのこと。
お試し授業のあとの中学2年生のお子さんの感想は・・・
「話しやすくて説明が今まで一番わかりやすい」
確かに、学生講師の中には技術的に問題があったり、アルバイト気分の人もいるのは事実です。
だから、一人ひとりに会って確かめています。
もちろん、特定の教科を専門的に習いたかったり、受験対策を徹底してほしいなら、プロ講師をおすすめします。
一方で、
幅広い教科を見てほしい
お兄さんお姉さん的な存在として接してほしい
将来のいい見本になる近い先輩として勉強を教えてほしい
ということであれば、意識の高い学生講師が合っていますね。
笠井伸春
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること