まだ過去問をする学力がないので教科書のワークをした方がいいですか?
ブログ高校受験生(中学3年生)のお家の方からの質問がありました。これについてシェアしたいと思います。
過去問には応用問題もあって難しいですよね。しかも平均にも届かない状態。だから、過去問ではなく基本の問題集をやった方がいいのではないか?という疑問です。
あなたはどう思われますか?
結論から言いますと、テスト前は過去問を勉強の中心にするべきです。今の学力に関係なく。
じゃあ、手も足も出ない問題はどうしたらいいか?
飛ばせばいいです。
過去問には応用問題「も」あれば、基本問題「も」あります。基礎から応用まで満遍なく作られています。
だから、学力が足りないという場合は、基本問題に絞って、過去問をしましょう。
例えば、数学でどうしても図形の(3)とか解説を読んでも人に聞いてもできないというなら、それはできなくても問題ありません。目標を6割にした場合は、大問1の基本計算をできるようにすることが得点につながります。
やらなくていい問題と次はできそうな問題とを分けること。次はできそうな問題に時間をかけて復習することです。
分け方は、慣れている人に聞くのが早いと思います。あとは、福井新聞模擬テストなど正解率が設問ごとにわかるものを見て、正解率が高いのに間違えたものを中心に復習すればいいですね。
いずれにしても、過去問をやらないという勉強法はテスト対策ではありえません。学校のテストでなくても検定試験などでもそうでしょう。
(過去問から選んで集めたような問題集は良いと思いますが、得点を出すことに大きな意味があります)
これから私立高校・県立高校・高専の入試対策が始まりますが、必ず自分が受験する学校の過去問を研究するようにしましょう。
大学受験生は9月ごろから、志望大学の過去問を進めることをお勧めしています。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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