過去問やる意味なし?同じ問題はもう出ないから
ブログ「過去問って今までに出た問題だから、もうしばらくは同じ問題は出ないってことですよね?優先してやる意味はあまりないのでは?」
という意見を聞きました。
以前、生徒からも同じようなぼやき(?)がありました。
事実、入試で去年と同じ問題がまた出ることは、ほぼないでしょう。
じゃあ、やる意味あるの?と。
無駄なことはしたくないですよね。一つの正直な気持ちだと思います。(笑)
あなたはどう思います?
結論からいうと、過去問が入試対策の第一歩だし、過去問をしないテスト勉強はテスト勉強ではない、です。
過去問を中心にするのは、テスト勉強のキホンのキ
まず、感覚的にわかりやすい例を出しましょう。
英検、漢字検定、いろんな資格試験、
入試以外にも世の中、いろんな試験がありますね。
車の免許証を持っているなら免許の筆記試験を思い出してみてください。
過去問やらずに受けて合格できるイメージできます?
ありえなくないですか?
大学受験対策のプロ講師(S)片山先生の言葉を借りると、
部活で例えれば、
教科書やワークなどの問題集で勉強するのが、基本練習
過去問や予想問題集をするのが、練習試合
練習試合しないで本番に臨むって、勝てなさそうではないですか?
それでも、同じ問題は出ないってことでは?
この疑問はもっともだと思えるかもしれないですね。
そもそも、何のために過去問をするのでしょう?
「同じ問題は出ないから意味ない」というのは、
過去問をする意味とは、まったく同じ問題なら解けるようにするものだ、という誤解からきていると思います。
過去問をする目的
数年分進めていくと、次のことが体感できます。
- 出題の傾向がわかる(出やすい単元・分野・たびたび聞かれている考え方)
- 出題の形式がわかる
- 出題のレベル感がわかる
- 時間配分の練習ができる
- その入試には必要だけど自分の苦手なことがわかる(復習すべきことに気づく)
など、受験準備に必要なことばかりです。
過去問研究なしで受験に臨むことはありえません。
基本的なことは教科書に沿った問題集で身につけられます。
しかし、得点力は過去問の練習を進める中で身につくものです。
極論にはなりますが、もしも問題集を一つしか選べないとしたら、過去問一択、ということになります。
もちろん、過去問の練習には、間違ったやり方と正しいやり方があります。
これは、以上のことがわかっている経験者から学ぶのが早いと思います。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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