文系数学の勉強法【共通テスト対策】

2022.01.28 ブログ

数学を指導してほしいという高2の生徒さんからの家庭教師のご依頼がありました。

数学が苦手、という高校生は多いですね。

仮に文系だとしても、例えば福井大学の前期日程だと、
共通テスト900点中の200点が数学の配点になります。大きいですよね。

特に今回の共通テストの数学は平均点が低かったです。

なんとなく学校の課題だけやってきた、とか
過去問でなんとか時間いっぱいで6割取れるかどうか、などという感じでは
大変なことになったかと思います。

では、来年以降の数学にどう対策すればいいのか？

文系の数学で、数学にガッツリ時間がとれない場合の共通テスト勉強法を具体的に紹介したいと思います。

文系数学の勉強法【共通テスト対策】

まず、問題集のルートから。

数学の勉強は、何を使うかよりも、どう勉強するか？です。

しかし、共通テストだけを目標にすると、新しいテストだけに新しい対策本も出ているので、あえて具体的におすすめ本を紹介しますね。

目標6割〜8割の文系数学、最低限の厳選3種に絞ると・・・

勉強法

数学はなんと言っても勉強のやり方で決まります。

まず、共通テストで問われる力って何でしょう？

公式丸暗記はダメ。

必要なのは、
公式や定理の意味を本質的に理解すること、
問題の状況を素早く把握して処理していく力です。

そのためには、解ける、だけでなく、本質の理解とスピードが重要です。

そのための勉強法は、上記の問題集で

①まずは、5分考えてみる

丸暗記しても共通テストには通用しません。自力で解けるのかを確認しながらやることが大事です。

（※初歩的な教科書例題レベルの問題の1周目なら、すぐにやり方を見て覚えてしまった方が良いです）

②なぜその解き方を使うのかを理解する

自力で解けなかった問題は、解説をよく読んで、なぜその解き方を使うのかを理解すること。

③問題の理解度を管理する

これが一番大事で差が出るところだと思います。

自分の理解度がどうかを設問番号に印をつけておきましょう。

○・・・即答できた
△・・・ヒントを見たらできた。正解できたけど時間をかけすぎた
×・・・解けなかった

④最低3周。即答できるまで繰り返す

印をつけたら、2回○がつくまで、徹底的に入試に必要な考え方を叩き込みます。

最低3周としますが、その問題集なら全部即答できる状態になるまで繰り返しましょう。

ここまでやれば、共通テストが難しくなろうが、数学が苦手ではなくなっているはず。

以上、参考に効率的に勉強してみてください。

追伸

理解するためのサポートや勉強法が正しいかを見てもらうには、家庭教師やマンツーマンが一番早いのは間違いないです。

全体の計画からということでしたら、僕が担当する受験サポートコースも生徒募集中です。

ぜひご検討ください。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと

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