出願されたお家の方はチェック済みかと思いますが、
興味のある方は、県内私立高校の出願状況を一緒に見てみましょう。

推薦合格者を除いて、去年の結果とともに実質的な倍率がどうなっているか、整理してみます。

昨年から、福井県の私立高校で併願できるのは、特進だけになっています。

今年の傾向の特徴は、その特進の実質的な倍率が下がったことでしょう。（右端の2列）

北陸高校特進 昨年 1.16倍 → 今年 1.06倍
仁愛女子GS 昨年 1.18倍 → 今年 1.02倍
仁愛女子特進 昨年 1.02倍 → 今年 0.78倍
福井高校特進 昨年 1.17倍 → 今年 1.03倍

特に仁愛の特進の受験者は昨年から94人減で、前回の合格者数を下回りました。
（併願志望の女子は、進路指導で仁愛を勧められていたのではないでしょうか）

その他は、2年前に戻った感じです。

特進以外の学科・コースで注意が必要なのは、定員割れでも安心はできないこと。

受験者数＜合格者数になっているのは、
第1志望の学科が不合格で、第2志望の学科に合格して入っている場合があるからです。

〇〇高校の□□科なら大丈夫、などと甘く見ていると、痛いことになるかもしれませんよ。

次の受験生の参考になればと思います。

追伸

またコロナ騒ぎで、通塾しても良いのかという問い合わせをいただきました。
こちらを見つけました。

受験生は、テレビは見ないようにして、今自分に必要なことに集中していきたいですね。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

• 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
• 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと

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