2022共通テスト 数学IA(平均38)高1,2生の対策は
ブログ共通テスト、受験生の方、お疲れ様でした。
感想を聞くと、一番多かったのが、
「数学 IAがやばかったです。頭が真っ白になりました・・・」
河合塾の予想平均は まさかの38点。
Twitterでは受験生が阿鼻叫喚、という話も聞きました。
実際、オアシスの塾生の多くも、予想問題集などで出していた得点より20点ほど下がった感じです。
当日の受験生は、その時の平均点もわからないわけで、「数学IAでやらかしたかも」という気持ちで数学IIBに向かうのは、メンタルはなかなか大変だったでしょう。
実際、どういう問題の傾向だったのか、解いて分析してみました。
来年・再来年の受験生(今の高1、2年生)がどう対策していけばいいのか伝えたいと思います。
去年と変わったところ【時間が足りない】
今回、「難化した」というニュースがほとんです。
しかし、実際に解いてみると、難問だらけ、というわけではない印象です。
(確率だけは、苦手な人は時間があっても思いつかないかもしれないパターンでした)
解いてみて、去年と変わったところ・注意が必要だと感じたのは、
- 誘導がない問題が増えた。解き方を考えさせる(2次試験みたい)
- 図がない。ちょっと考えて作図させる問題
- 大問1ごとのボリューム感増し
- つまり、時間があればできるけど・・・な問題が多い【時間不足になりやすい】
以上が過去問・予想問題集より得点しにくかった原因ではないかと思います。
【対策】解ける、だけでは不十分。速く解くトレーニングを積むこと
多くの受験生にとって取れなかった原因を一言でいうと、時間がたりかなった、ということです。
冷静にゆっくり読んで取り組めばひどいことにはならない内容でした。
しかし、とにかく時間との戦いでした。
文章量も多く、問題自体を理解するまでに時間がかかる設問が多く、解き方を試行錯誤したり、計算する時間も入れると、制限時間70分では大変だったと思います。
なんとなく、今までの過去問は時間内で6割くらいとれてたから、くらいでは全く対応できないテストでした。
なので、対策としては、速く解く練習を積むことです。
- 時間をかけて解けるのは当たり前にして
- 過去問や予想問題集は、70分ではなく40〜50分くらいで解けることを目標にする
1年生、2年生は、まだ対策できる時間があります。
これを頭に入れつつ、対策していけるといいですね。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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