【中3生】今から250→300以上に伸ばす方法
ブログ高校受験生(中3生)は学校祭も終わり、勉強がんばりたいっていう子が多くなっています。
本格的に受験勉強をスタートしたところ、思うように点数がとれないという声を聞きました。
今日は、今から入試までに得点を最大化するにはどうしたらいいか、方法論をお伝えしたいと思います。
ただ、今の成績によって内容は変わります。
今回は全科目50点くらい、合計250点くらいからどうするか、で考えてみますね。
もう上がらない?いいえ、上がります
「今までやってこなかったんだから、悪あがきしてもどうせ上がらない」
という意見を聞くことがありますが、実際は上がります。
大げさと思われるかもですね。
でも、次に紹介するやり方で、この時期250点からはじめて、本番で300点くらいまで伸びることは普通で、毎年目にしていることです。
まず、意識を変える
まず、意識を変えましょう。これくらいの成績の子の多くは、正直、勉強にあまり力を入れてこなったと思います。
少なくても、やるときはやったこともあるけど、普段から放っておけば勉強してる感じではなかったと思います。
(いつも400以上とっている子は、口では「そこまでやってないよ」と言っていたとしても、実際は、放っておけば勉強するタイプが多いです)
まず、そこを変えます。
入試までは、時間があったら当たり前に勉強をする自分になりましょう。
一生やれという話ではないです。
たった4ヶ月の話。目標があれば誰でもできます。
では、何からやるか?ガムシャラにやるより戦略をもつべきですよね。
まずは教科バランスから。
理社に比重をかける【理社は直前からの伸びしろ大】
全員とはいわないですが、理社に伸びしろがあることがほとんどです。
なぜなら、理科・社会は、時間のかかる積み上げの教科ではないからです。
特に、理科・社会の用語、よく出る一問一答を暗記することはダイレクトに得点アップにつながります。あまりやってきてこなかった人ほどインパクトがあります。
しかも、暗記は本番に近いほど覚えているので、直前までやりましょう。
少ない時間で最大限の効果がねらえる分野はこれ
次に、少ない時間で最大限の効果をねらいます。
各教科見ていきましょう。
数学 小問題と各大問(1)
1枚目の小問題と各大問の(1)を得点できるようにします。
これらは基本問題が多く、できるようになるまで時間がかからないからです。
そんなんで伸びるの?と思うかもしれないですね。
それでは、去年の学力診断テストの配点を見てみましょう。
1(小問10題)5点×7題 + 2点 + 3点 = 40点
2 (1)4点×2 = 8点
3 (1)5点×1 = 5点
4 (1)5点×1 = 5点
5 (1)4点×1 =4点
合計で62点です。
ただ、大問4(1)は図形の証明問題で苦手な子は取り切れないかもです。でも、中間点で3点くらいはいけます。相当苦手な子でも。
というわけで、数学60点は難問0点だとしてもとれるのです。
難問は後まわし。基本だけできるようになることに集中しましょう。
理科 計算問題
50点くらいの子の多くが苦手だけど、やり方を教えるとできるようになる定番が次の問題です。
- 圧力の計算 Pa(パスカル)を求める
- 地震の伝わる速さの計算
- オームの法則を使った計算
- 化学変化の質量計算
これらの基本レベルは、きちんと習えばできるようになります。
これだけで最低で10点アップ。20点アップもねらえます。
理社の一問一答で各10点アップとして、
理科50点→70点、社会50点→60点
英語は作文
英語苦手ですか?苦手だと英作文が白紙になりがち。
学診の配点は20点、入試は15点。
基本的な型を数パターン覚えておくことで白紙にならない答案を作ることができます。
作文でとれていないなら、これだけで+10~15点になります。
国語は漢字と文法
漢字は頻出に絞って覚えていく。
文法は、お決まりの品詞や用言の活用が苦手なら、ここが伸びしろになります。
品詞や文法は、やってないだけ・習ってないだけ、ということがほとんど。一回覚えたらずっとできますので。
漢字と文法で、+10点
250→300以上に
いかがでしょう。まとめると、
各科目50点だったのが、
数学60点
英語60点
理科70点
社会60点
国語60点
合計310点
これは上のことをやったとしたら、ひかえめな数字です。
250点だと見えなかった県立高校普通科。
そこに行けるようになるわけです。人生にとってもやる価値があると思いませんか?
最後まであきらめずにやってもらいたいですね。本当にできますから。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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