大学入試、前期試験で出題される英作文。あとであわてることの多い勉強の一つです。

そういえば、去年、福井県立大学の英作文対策の直前での依頼があり、Sクラス講師の指導もあり、なんとかギリギリで合格した卒業生がいました。

しかし、共通テスト終わって、個別試験の直前になってから対策しているようでは普通は間に合いません。

というのも、英作文の配点って英語全部のどれくらいだと思います？

福井大学（文系）で英語の3割、
福井県立大学では4割が英作文の配点になります。

意外と大きくないですか？

しかも2つとも、自由英作文です。

実際の問題を見てみましょう。

Now, free public education in Japan is provided only for elementary school and junior-high school. Do you think that is enough ? Write your opinion in English, giving reasons to support it, in the blank space on the answer sheet.

問題文を日本語にすると

現在、日本の無料公教育は小中学校のみに提供されています。それで十分だと思いますか？解答用紙の空欄に、それを支持する（主張を強くする）理由を述べて、英語で意見を書いてください。

解答用紙は10行で、100語くらいの英作文になります。

オススメ本

一からはじめるならこれ。中学英語はできている高校生ならOKです。

日本の学校教育は、読む、聞く、に偏りがちと言われていますが、あなたはどうですか？

英作文は練習しないで苦手なまま、という子が多いです。逆にトレーニングすると得点力が大きく上がるものでもあります。

この本は、特に自由英作文の書き方について、なんとなくではなく、はっきりとした方法論で解説されていますよ。

公立大学の自由英作文対策の基本の1冊としてオススメです。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

• 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
• 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと

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