1冊を3回 vs 3冊を1回【上手な勉強法】
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中学では期末テストも終わり、3年生はいよいよ学診に向けた動きに入ります。
夏休みは1、2年生の復習はできたでしょうか?
今日はここから入試までの勉強のやり方について。中3生の場合で、うちで取り組んでいることを紹介しますね。
まず、大事にしている前提があります。
【前提】人は何とか1度覚えたこと・1回できたことは、忘れたりできなくなる
一度覚えたつもりになったことも、1週間後に忘れていたり、
あの時できたはずの問題が、テストでは解けなかったり、
そういう経験ってないですか?
そもそも1回で覚えたり、なんとか頑張って解けたことは忘れることを前提にすべきだと考えています。
だから、復習が大事なんですね。
忘れては思い出したを繰り返すうちに、長期記憶になっていきます。
数学の問題でも、「何とか解けた」はまだ未完成で、「見た瞬間から書き出せる」を完成としています。
1冊を3回 vs 3冊を1回
基本の問題集、次のどっちのやり方が効果的だと思いますか?
A 1冊を3回する
B 3冊を1回ずつする
これは、あまり質問されないけど、大事なことです。
普通に考えたら、Bだと思いませんか?
たしか、僕も受験生のときはそうでした。
その問題集の目的にもよりますが、勉強の基本の問題集なら、圧倒的にAが勝ちます。
なぜなら、Aのやり方だと、2回目以降が復習になるのに対して、Bは復習ができない状態で身につかないままというリスクがあるからです。
また、Bでは自分の得意・不得意や弱点を管理するのが難しいです。
自分だけの1冊をつくって理解度を管理する

3回、というのはとりあえずの数です。暗記ものはもっとですよ。
たとえば、上の生徒は、ページによっては入試までに17回やっています。徹底的に。
ある方に見せたら、そんなに覚えられないものですか?学力の低い子の場合ですか?と聞かれました。
いえいえ、福井トップクラスの進学校に合格しています。
これは、1ページ1ページを時間をかけてやっているわけではなく、
一度理解したことを、一度間違えたりあやしいところを中心に、何十ページも覚えた度をチェックしながら回していくやり方です。
この復習が進むと、1日で1冊3年分の内容を1周することができるようになったりしますよ。
自分の理解度を記録してきた1冊があれば、入試直前に総点検もできますね。
だから、基本的なインプット系の勉強には、できる度を管理しにくいプリント学習よりも、1冊を仕上げることをオススメしています。
追伸 コロナとワクチンの話
あまりにも偏った報道が続いていると感じているのですが、あなたはどう思われるでしょうか。
子どもにもという動きには慎重に、と思わされたのがこのサイト↓↓
何かできないかということで、↑↑こちらの方々の活動に微力ながら協力することにしました。

全国紙に意見広告が出るようです。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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