この夏休みは、差が出ています。学習会や登校日がなくなった分、いつにも増して。

計画以上にどんどん進める子もいれば、
だいたいは遅れてしまう子もいます。

単語テストがいつも満点の子もいれば、
2回やっても不合格な子もいます。

同じ時間でも100できる子もいれば、
ぼーっとして思考が止まる時間が多く、50しか進まない子もいます。

何が違うんでしょう？

答えは、「集中力」です。

そんなの元も子もない？
集中力って、もともと持っている人と持っていない人がいるんじゃないかって？

僕はそうは思いません。

もともとみんなが持っている力だと思います。

なぜかというと、

たとえば、普段の勉強で、
「自分は集中が続かないんだよなあ・・・」
ともらしている子でも、

テスト前日になるとすごい集中力を発揮したりします。

夏休みの宿題を集中できなからといって、ずっとためていたけど、
夏休み最終日に発揮する集中力（笑）

勉強はできない（と思い込んでいる）けど、好きなことには夢中になれる。

集中を発揮する力はみんなが持っています。

じゃあどうすればいいか？

テスト前日や夏休み最終日のあの集中力、夢中になれる集中力。
普段から、それを使ってやればいいのです。

そんなの無理？

できますよ。

目を閉じて、ゾーンに入っている自分を思い出して感じてみてください。

・・・

はい。切り替わったモードで取りかかりましょう。

それを習慣にすれば、スッと集中モードに入れるようになりますよ。

以上、参考になれば幸いです。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

• 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
• 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと

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