【夏休みの宿題】朝起きてからなかなか始めようとしません・・・
ブログ「なかなか始めようとしません。毎日午前中少しだけでも集中してやれば終わる量なのに。
とにかく始めるまで時間がかかっていてイライラしてしまいます・・・」
ある中学生のお母さんの話。
この時期のあるあるですね。
しかも今はオリンピック。テレビつけたら見てしまうでしょうね。
本当に見たいものだけ見ればいいとは思いますが、習慣として朝からダラダラしてしまうとしたら、なんとかしたいですよね。
やり出すまで時間がかかるというテーマには、次の2つの工夫どちらかを試してみることをオススメしています。
どちらも、「よーし、頑張るぞ」というエネルギーをできるだけいらなくするアイデアです。
①ステップ0を作る
0から1にするまでが一番エネルギーを必要とするところです。
自転車と同じで、ほんの少しでも動き出せば、1から2、2から3はそれほどのエネルギーはいりません。
だから、ステップ1(勉強をはじめる)の前に、ほんの少し動くかどうかのステップ0を用意してみることです。
たとえば、
- 今日やるべき宿題を並べてみる(→こんな感じかとこれからのイメージできる)
- 1番目にやるつもりの問題集を広げてみる
- 名前を書く欄があるなら、名前だけ書いてみる
これでステップ1に行きやすい状態になる場合もあります。(全員ではないですが)
次にツァイガルニク効果を使ってみる
ツァイガルニク効果というのは、途中で中断したことは続きが気になる心理の動きのことです。
ドラマの続きが気になるやつですね。
たとえば、「漢字ドリル1問だけやったら、朝ごはん食べよう」という感じで、これだと食後、2問目からすぐに始めやすくなることが期待できます。
②時間割を作る
学校の授業では、「よし、今からやる気を出して数学をはじめるぞ」と気合を入れる必要はありませんよね。
時間割があってチャイムがあって自分の意思とは関係なく、授業が始まるからです。
家では何時から始めてもいい、というのが、逆に邪魔しているなら、時間割を作ってしまうことです。
何時から何時までどの課題をするのか、スケジュールを作って時計の見えるところに貼っておくのもいいですね。
親から一方的に、ではなく、子ども主体で作ってみた方がうまくいきやすいと思います。
①②はちょっとやって必ずうまくいくものではないでしょう。子どもの性格や特性もあることですから。
でも、毎回親が叱ってはじめさせるのは疲れるし、何よりも良い習慣になりにくいです。
それより、工夫して試して、うまくいかなければ他の策も試してみる、合った仕組みができないかアイデアを試す、という方がいいですね。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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