高校数学の勉強法
ブログあまりうまくない勉強をしていた高校2年生を見かけたので、アドバイスしました。その内容をシェアしたいと思います。
この子によると、「宿題に出された数学プリント、1問に30分以上考えることもある」ということでした。
また、問題ごとの自分のできる・できないを把握できていませんでした。
結論から言うと、
①難問に時間を使い過ぎる
②できない問題を放っておく
この2つは、高校生によくある間違った勉強法だと思います。
1つずつ説明しますね。僕もやってしまっていたところもあるし、ほとんどの高1、2年生に当てはまることだと思います。
①基本ができるまでは難問に時間を使わない
間違った勉強法1つ目は、難問に時間を使い過ぎることです。
え?ダメなの?と思うかもしれませんね。
難問に時間を使っていいのは、基礎レベルが完成した後や過去問を本番形式で演習する受験前です。
まだ、数学IA、IIB(理系なら数学IIIまで)、全部の単元の教科書レベルが完成していないのなら、次の単元の基本レベルにその時間を使った方がはるかに効率的な受験勉強と言えます。
(※ただし、数学が上位5%など、一部のできる子には当てはまりません。)
で、こう言う話をすると、「でも、宿題で出てるから・・・」と言われたりしますが、それはなんとかうまくやるしかありませんね。
5分でわからなかったら解法を見て覚える
解き方のわからない問題を考えていても仕方がありません。解法を見てから、自分で書いてみましょう。次に自力でできるようになっていればいいんです。
ヒントが載っている問題集ならヒントを見て自力でやってみること。それでも手が止まるようならさっさと解法をみましょう。
もちろん、理解できないことは人に聞くなり、理解本で調べること。
②自力できるまで何度でも解き直す
テストでできない理由の1つは、できない問題を放っておいたから。
答えを見ちゃった問題には印をつけておき、必ず自力でできるか確認すること。
できない問題や自信のない問題を中心に、できるまで何回も解き直すことです。
また、このやり方で問題集を2周するとかなり定着しますよ。(特に数学IIIはちょっと触っていないと忘れてしまいますから)
以上、ざっくりした話でしたが参考になれば幸いです。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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