中学校部活動中止、自宅学習のすゝめ【福井の中学生の勉強法】
ブログ福井市の中学は、5月13日(木)まで部活動を中止するとのことです。早めの帰宅になるようです。
ゴールデンウィークも自宅で過ごすことになりそうですね。
時間の使い方が大きな差に
個人的にはプラスにとらえていることがあります。それは、これはもうそれぞれの生徒のやってほしい勉強を進めることができるチャンスだな、と。
個別指導や家庭教師で教えていると、この子はこれをやった方が良いっていう個別の課題があるわけです。
でも、中2の夏、高3の春くらいまでは「学校が忙しくて」「部活が忙しくて」ということになる子が多い。大学受験するほとんどの高校生は忙しく過ごしています。勉強面ではどれだけ時間を確保できるかでできる内容も決まってきます。
部活命の子は部活ができなくて残念だと思いますが、
そうでない子は、ここは自分のやるべき勉強ができるチャンスが来た、と捉えてほしいと思います。
自分のやるべき勉強がわかっていますか?
チャンスなのはわかった、じゃあ何をするか?ですね。
学校の課題は一律になりますが、やるべきことは個人個人の目標や伸ばしたい分野によって違うはずです。
福井の中学生オススメの勉強法
今回、部活動中止が決まった福井の中学生に向けて。
①自分の学力を分析する
一から学校のワークを解きまくる、解き直しをしまくる
それも悪くない勉強方法だと思います。
しかし、無駄を省いた方がより勉強効率が良くなります。
例えば、
歴史の江戸時代後半が弱いからそこを重点的に復習しよう、とか
中1理科の光の屈折が苦手なままだったから復習しようとか、とか
もし、自分のやるべき課題がわかっていれば、よりピンポイントで自分の勉強ができますね。
そのためには、今の自分の学力を分析することです。
福井の中学生には、確認テストの過去問(標準問題集)を解いて丸付け・直しをするのがオススメ。
確認テストは応用力を試すテストだという意見もありますが、そんなことはないです。基本から応用までバランス良く問うもので、得点も正規分布に近いはずです。文字通り、理解しているか・覚えているかの確認ができる内容のテストだと感じます。
福井で20年以上学習指導していますが、高校入試の出来は、県立・私立ともに確認テストの出来と一致するというのが今のところの意見です。
ただ生徒の目標によって、できなくても問題ない難問を含むことがあるので、そこは指示が必要かもしれません。
②勉強したい課題や単元を書き出す
テストを自分でやってみると、ここ弱いな、とか、ここもっと勉強しなければ、という気づきがあると思います。
見つかった課題や単元を書き出しましょう。
例えば、
- 歴史の〇〇時代
- 連立方程式の利用(割合)
- 英単語
など
そして、どれから勉強するかA・B・Cなど優先順位をつけましょう。
もし苦手がなければ、予習中心でOKです。
③計画、実行する
優先順位の高いものから、いつどこまでやるか、計画しましょう。
あとは実践します。
④もう一度解く
勉強した単元や課題が得点できるようになったか、同じ範囲のテストを解いてみましょう。
上がっていればそのやり方を続けること。
上がらなければ、やり方ができていないところがあるので、やり方を見直しましょう。
以上、参考になれば幸いです。
追伸
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◆執筆者紹介
笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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