英語学習の基本は音読
ブログ基本は大事、という話。
新しく指導スタートした中学生の予習ワークを見ると、単語の意味を書く欄に
「ago」→ 「前に」で○をつけていました。
じゃあ、読み方は?と聞くと
「わかりません」と。。。
生徒に教えたことをシェアしたいと思います。
発音できない言葉は覚えられない
昔からそうですが、学校で普通に習っていると、「書く」こと偏っている学習になりがちです。
しかし、発音できない単語を覚えることなんて、ほぼ不可能だと思ってください。
読み方のわからない漢字は、使えるようにはならないですよね?それと同じです。
また、自分が発音できない言葉は、聞き取ることも不可能です。まずは音読ですね。
大体の生徒にとって、今より音読を重視する方が勉強効率は上がると思います。
(ちなみに、基礎英語もよりリスニングと音読重視になったようです。これまでのNHK基礎英語3(中3向け)が、新年度から変わりました。「NHKラジオ 中高生の基礎英語 in English」となり、オールイングリッシュ。レベルが上がりました)
単語を覚えた状態とは
そもそもどうなったら、その単語を覚えたと言えるでしょう?
それは、「つづり」「音」「意味」がつながったときです。どれかひとつでも欠けているなら、まだ覚えたとは言えません。
「ago」を見たときに、「アゴウ(音)」・「前に(意味)」が両方わかること
「アゴウ」と聞いたときに、「ago(つづり)」・「前に(意味)」が両方わかること
「前に」と見たり聞いたとき、「ago(つづり)」・「アゴウ(音)」が両方出てくる
この状態で、その単語は覚えたと言えます。
この状態を目指していきましょう。
英語だけではなく、うちの文系プロ講師は「古典も音読が基本だ」とよく言っています。
語学の基本は音読ですね。
追伸
生徒に話していて、偉そうなことは言えないな、と。
こういうことも含めて、生徒がわかっていないことの責任は、教える側にあると思っています。
生徒が真面目に聞いているのに、先生の説明がわからないとき、それは生徒のせいではないです。先生の説明が、生徒に合っていないか、下手なのです。(個別の場合)
と改めて感じた出来事でした。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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