【中学からの勉強法】忘れることを前提にやり直しのルールを作る
ブログ「覚えたところなのに結構忘れていました・・・」
「どうやって勉強したらいいかわかっていないようです」
新しい生徒や親御さんからの声がありました。
あなたも同じようなことを感じたことはありませんか?
小学校の勉強は、授業で復習もやるし、だいたいは1回で覚えきれる内容なので宿題をしっかりやっていれば人並みにはできるようになります。
しかし、中学からの勉強は別ものです。
覚える量が増えます。今年からは教科書改訂でさらに増えました。
さらに、一度習って、しばらく扱わない分野もあるので、忘れていたりします。福井の中学生は、来週の進級テストでどれくらい忘れているかわかる子も多いかと。
1回でできるようになる、という勘違い
ちょっとやってできないと、「自分は頭が悪いんだ」という勘違いをしてしまって勉強嫌いになる子が多いんじゃないかと思うのですがどう思います?
二重跳び、自転車、水泳、などなど、経験でもわかるように、
そもそも1回習ったからといってできるようになるわけがありませんね。
無理なことを求めても前に進めません。。。
じゃあ、どうしたら良いでしょう?
忘れることを前提にやり直しのルールを作る
1回でできるように頑張る、とか、根性で覚える、ではなく、
忘れても良いルールを持つことを塾生には指導しています。
忘れるのは仕方ない。
初めて覚えたことの半分は1時間後に忘れている、という研究結果もあります。これはあなたの記憶力がどうこういうではなく、脳のメカニズム上仕方がないことです。
でも、逆に言えば、半分くらいは覚えられるのです。
だから、何度も復習して思い出したり、基本問題は完璧にできるまで繰り返すこと。それをルールにしてルーティンにすればいいのです。
これを徹底することは、普通の人が普通じゃない成果をあげるコツの一つです。
わからないこと、覚えていないことをそのままにしない勉強の仕組みを作っていますか?
以上、参考になれば幸いです。
追伸
オアシスの家庭教師、個別指導では、勉強はもちろん、今回のような勉強のコツも伝えて本人ができるようになるまでサポートしています。
勉強のやり方がわからない、という生徒さんはぜひご相談ください。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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