学校の授業がストップしている今、どう動くべきか?
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オンライン希望の生徒担当の講師の方と、機材やアプリのセッティング、使い方、生徒への案内についての打合せをしていました。
今日のところはですが、思ったよりオンラインにしてください、という声は少ない状況です。
今まで通りの対面での家庭教師の指導の継続が9割以上で、
オンラインに切り替える予定の方が1割弱、
家族から先生に移す可能性を気にされて一旦オンラインで、という方もいらっしゃいます。
実際のところは、冷静に今後の状況を見ながら検討しようという方が多いのかな、と感じています。
学校の授業がストップしている今、どう動くべきか?
さて、話を生徒の立場にして、今どう動くかって大事だなという話を。
大事な学年となるのが新中3生・高3生。
特に今年の高3は、今まで誰も経験したことのない、はじめてづくしの年になっていまいました。センターは共通テストになり、突然の長期休校で、年間スケジュールも大きく変わります。
対応力が求められますね。
すでに、まるまる休みだった3月が過ぎた今、生徒の勉強スタイルが2種類に分かれてきたなあと感じています。
① 学校の課題で終わっている人
② 指導者がついて受験の準備を独自に進めている人
この2種類です。
学校まかせではやばくなってきた
あおるつもりはないですが、いよいよ学校まかせではやばくなってきました。
休校中は、学校の先生もどうしようもありません。復習のプリント課題を用意することしかできません。(スタサプをここまで進めておいてね。休み明けにチェックテストするよ、なら割といいと思いますが)
このままだと勉強すべき範囲の授業は、後ろの時期に移動します。でも、受験の時期は変わりません。たぶん。
そうすると上の①と②とではかなりの差が出ることになります。
なぜか説明しますね。
まず、テスト対策とは何なのかを確認してみます。受験勉強を2つのプロセスに分けると、
- 試験範囲の基本理解(インプット)と基本レベル問題ができるようになる状態を作る(アウトプット)
- 過去問演習、入試本番レベルの得点力を鍛えるプロセス
進学校に難関大学に合格する生徒が多い理由の一つに、1の試験範囲を2年ちょいで終わらせて、2の過去問練習の期間が長くしていることがあります。
今の状況で学校まかせで進めると、2に入ることができるのが入試直前になりそうです。
今週、学校で課題を配られるでしょうが、それに終わるのではなく、本来進むべき範囲を進めましょう、というのが僕からのアドバイス。
自分の勉強する時間がある、とチャンスにとらえて、この4月は予習を進め、学校がはじまったらその授業を復習にしてしまいましょう。
入試直前になって「もっと早くやっておけばよかった」という話を毎年駆け込みの受験生から聞いているんですよ。
先を見た計画と実行力。
今年はそれがさらに大きな差になる年になりそうです。
追伸
うちでは3月からはじめて、すでに新しい学年の7月あたりまでの範囲を進めている中学生や高校生もいます。何回もすることが前提で、範囲の基本の理解は早いに越したことがないのが勉強なんです。しかも、マンツーマンだと学校授業の数倍のスピードで進めることも可能です。
この新型ウィルス騒ぎの中でも、新規で家庭教師を、という問い合わせを多くいただいています。対策を検討されている方はぜひご相談ください。力になりますよ。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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