かしこい映像授業の活用法
ブログ中高生向けの映像コンテンツは、ここ数年で相当増えました。内容も充実しているものが多くあります。
高校生の間では、スタディサプリは登録自体は浸透してきましたね。スタディサプリは登録するように、とすすめている高校もあります。僕もそれには賛成です。
映像授業のいいところは、いつでも理解するまで繰り返し学習できること。自分のペースで無理なく予習もできること。
逆にできないことは、サボっていたり、手が止まっていても、画面の先生が「おーい!大丈夫かー」とはつっこんでくれないこと。また、どうやって進めるかは、生徒任せになる、とういうことです。
今、中学生で多いものの一つが進研ゼミのタブレット授業。おすすめできます。教材もよくできています。
しかしながら、お父さん、お母さん、僕らの時代から通信教材はありましたよね。あの頃も、今の映像授業になっても、同じ現象が起きています。
「毎月届くけど、どんどんたまっていく・・・」
どんなにすぐれた映像コンテンツも、魔法の教材ではなく、「わかりやすい参考書」ととらえるのが正解だと思います。どう活用するか、やる側の問題です。
次々に登場する優れた教材を探し続けるよりも、どうやって活用するのか、というやり方を身につけて実践した方が100倍効果的です。
勉強の基本はアウトプット。授業を受けるだけではできるようにはならない
では、その勉強のやり方の話。
学校の授業であっても、映像授業であっても、受けているだけでは一つもできるようにならない、と思ってください。
脳の機能上、インプットしたらすぐにアウトプットしないと定着しません。つまり、いくらすばらしい授業を受け続けても、得点できるようにはならないのです。
ここに映像授業の落とし穴があると感じています。
たとえば、高3の受験生になって、スタディサプリの関先生の授業を次々に見続けるタイプの子は要注意。
カリスマ講師の授業を見るのはおもしろいし、わかった感や、ためになった感がすごくあります。実際、なるほど!ということも多く、家庭教師や塾の先生にも参考にしましょう、と勧めたりしています。
もちろん、中高生が見ること自体はいいし、おすすめです。
でも、自分で英文を読んだり書いたり、問題を解くことをしないで、次々に講義を聞いていても、定着はしないんです。(それは関先生や多くのトップ講師も言っていることです)
映像はわかりやすい参考書にすぎない。力がつくのは、自分で解いたり書いたり発音するといったアウトプットの時だけなんだ、ということをしっかり意識していきましょう。
追伸
オアシスの個別ゼミでは、生徒の学力に合わせて別々の進め方を実践しています。映像授業は間違えた問題やインプットが必要な問題だけ受けるようにして効率化。そして必ずアウトプットをする。これを塾でも家でも進められるしくみにしています。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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