やる気の源は「承認」
ブログFROM 笠井伸春
「『なんでやらないの!』
『これをやらないとダメでしょ!』
『またこんな点数とってきて!』
そんな注意ばかりしていたら
まったく勉強をやらなくなりました・・・」
以前、あるお母様から
受けた相談です。
家での子どもへの接し方に悩まれていたので
そのときは学習コーチングの本をプレゼントしました。
勉強熱心な方で
1日で全部読み
すぐに接し方を変えたんです。
少しずつ、良くなっていくように
見えたんですが、
お父様の方はなかなか変わらず。
叱ってばかりではだめで
ほめるのが大事とはわかっていても
恥ずかしくてできない様子だと
また相談がありました。
どうしたらいいでしょう?
ほめるのが苦手、という場合は
コーチングでいう「承認」からやるのがいいです。
たとえば、
宿題を自分からはじめられたとき、
えらいぞ! (←ほめる)
宿題を自分からはじめられたね。(←承認)
宿題を自分からはじめられたね。えらいぞ! (←承認+ほめる)
勉強以外でも
○○できたね。
と具体的にな行動について承認だけでもしてあげると
子どもは「お父さんはちゃんと見てくれている」と
うれしくなるものです。
最近、ほめることが大事だと
メディアでよく言われていますね。
それで、とにかく
「すごい!すごい!」とほめている親御さんが
多くなったように感じますが、、、
具体的ではないので
子どもは何をほめられたのかが
よくわからない、ということにもなります。
しかも、親の方も
とりあえずほめればいいということで
子どもの行動をよく見なくなってしまうことにも。
承認は具体的なので
本人も何をほめられたのかがわかります。
あと、承認を心がけていると
子どもの行動をよく見るようになるので
親子関係も良くなると思いますよ。
何か参考になれば幸いです。
笠井伸春
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること