FROM 笠井伸春

夏休み頑張っていますか?

いよいよ中3生は
盆明けから補習がはじまりますね。

そんな中、
お家の方からのご相談がありました。

「テストの結果は下がり気味で、
志望校までかなり足りません。

志望校を変えた方がいいでしょうか?」

確認テストも受けるたびに
下がり気味、とのこと。

志望校は直前まで変えない方がいいのか
早いうちに変えた方がいいのか

悩むところですね。

 

多くの生徒の場合、
直前の模試や1月の実力テストの結果を見て
判断することをおすすめします。

というのも、
今やっていること、やってきたこと
その成果が出てくるのが
10月か11月ごろからなんです。

弱点を克服しながら
基礎を固めているの今の時期。

テストも範囲が限定されているので
知識も断片的。

それが、これからのテストは
1,2年の範囲からすべてになり、
応用問題も増えて
総合的な得点力が試されるようになります。

今までやるべきことをコツコツやってきたなら
11月の学力診断テストで成果が出るはず。

逆に11月からがんばります、では
正直厳しいです。

冬からは、みんなが頑張るモードになるので。

 

この夏、精一杯の努力をしていますか?
それならまだ志望校は変えなくてもいいと思います。
志望校自体がモチベーションのもとにもなるので。

ただし、
目標に届くイメージがまったく持てない、
という精神状態で、勉強が手につかない、というなら
一度、志望校を設定し直すことで、よくなる場合もあります。

いずれにしても、あとで、
もっとやっておけばよかった、と
後悔しないように今を過ごしたいですね。

 

笠井伸春

 

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◆執筆者紹介

笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ（カテナビ）主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。

高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り

「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか？」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

• 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
• 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること