新大学入試の英語 民間試験は8種
ブログFROM 笠井伸春
福井の高校入試では
英検の加点の今後が話題になってますね。
大学入試では、
2020年度より、センター試験から
大学入学共通テストに変わります。
そこからいよいよ大学入試にも
英語は民間資格・検定の利用がはじまります。
最近、英検やTOEFLなど
対象になる試験は次の8種類にすると
発表があったので
まとめたいと思います。
今の新高校1年からで
高3の年の4月〜12月に受けた
2回までの成績が対象。
今のうちに情報をチェックしておきたいところですね。
・Cambridge English(ケンブリッジ英語検定)
受験人数: 非公表
受験料: 9,720円~
出題形式: 紙+コンピュータ+面接
CEFR: A1~C1
・TOEFL iBT(トーフル)
受験人数: 非公表
受験料: 235ドル
出題形式: コンピュータ
CEFR: B1~C1
・TOEIC(トーイック)
TOEIC L&R(Listening & Reading)
受験人数: 250万人
受験料: 5,725円
出題形式: 紙
CEFR: A1~C1
TOEIC S&W(Speaking & Writing)
受験人数: 3.2万人
受験料: 10,260円
出題形式: コンピュータ
CEFR: A1~C1
※トーイックはL&RとS&Wの両方を受ける必要があります
・GTEC(ジーテック)
受験人数: 93万人
受験料: 5,040円
出題形式: 紙+タブレット
CEFR: A1~B2
※学校単位で申し込み
・TEAP(ティープ)
受験人数:1.4万人
受験料:15,000円
出題形式:紙+面接
CEFR: A2~C1
・TEAP CBT
受験人数: 1.4万人
受験料: 15,000円
出題形式: コンピュータ
CEFR: A2~C1
・英検
受験人数: 339万人
受験料: 2,000円~
出題形式: 紙+コンピュータ+面接
CEFR: A1~C1
・IELTS(アイエルツ)
受験人数: 3.7万人
受験料: 25,380円
出題形式: 紙+面接
CEFR: A1~C2
以上、8種類のどれも成績はセンターが管理
↓
受験年度の4月~12月の
2回までの試験の得点と
CEFRでの評価を志望大学に知らせる
という流れになります。
・CEFRって何?
CEFR(セファール)は
英語力の国際指標とされています。
別々の試験を統一の基準で評価するもので
A1→A2→B1→B2→C1→C2
と高い評価になります。
たとえば、
英検でB2の人と
TOEFLでB2の人では
別々の試験でも同じくらいの英語力と
評価される、ということですね。
とはいえ、
6段階だけの評価だし、
8種類あっても
県によって受けられない試験もあったり
受験料が違いすぎたりで
今後はまた違ったものになるかもです。
情報は拾いながらも
惑わされずに
今日できることをしっかりと
やっていきたいですね。
それでは、
今日も実りある1日を。
笠井伸春
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること
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