自宅で勉強に集中できないときの対処法
ブログFROM 笠井伸春
(イメージ出典:https://www.brainbalancecenters.com/blog/2014/10/adhd-vs-cdd-concentration-deficit-disorder/)
ダラダラしてしまい、なかなか勉強が進みません・・・
これは小学高学年のお母様からのご相談。
似たような経験はないですか?
中学生、高校生本人からも
自宅では集中してやるのが難しい
という話を聞くことがよくあります。
やらないといけないのはわかってるんだけど
勉強道具を広げる前に
LINEチェックしたり
時間つぶしの時でいい動画を見たり
なぜか、読み終わったマンガを手に取ったり・・・
やらないといけないのはわかってるんだけど
つい、後回しにしてしまう。
同じようなことは
大人でもありますよね。
でも、ちょっとやりたくないなあ、
ということでも
提出期限は明日まで、とか決まっていたら
やりますよね。
デッドライン(終わりの時刻)を決めろ
夏休みの宿題でも、
提出日の3日前から本気を出す(笑)
みたいな話、ありますよね。
人は期日直前になるほど
行動量が増える性質がある。
これを利用して、
自分で今日の期限の時刻を決めてしまうこと。
1週間後までに、とか期限が長いとギリギリまで動けないなら
自分で今日の何時までこれをやる、と決めることです。
たとえば、
小学生なら18時までに読書感想文を終わらせる、とか
22時までにチャート式のここからこのページまで、とか。
あとは次のようにはじめてみましょう。
とりあえず、はじめてみる
なかなかはじめる気になれないのは
やる気がないからではないです。
脳機能を研究している方から聞いたことですが、
やっていない状態ではやる気は出ないそうです。
何を言っているのかと思うかもしれないですが、
たとえば歩いてなければ走ろうという気にはならない。
でも、どんなにゆっくりでもいいので
歩き始めてしばらくすると
無理しなくても走ることができる心理状態になる、
ということ。
漢字を写すだけ、とか
英文を右から左に写すだけ、とかでOK
自分が最小限のエネルギーでできることや
スラスラ解ける問題から
とりあえずはじめてみましょう。
何がわからないかをはっきりさせる
勉強が続かない大きな原因は
わからないことがわからない、というストレス。
わからないのはどこかな?
と進めていき
「ああ、ここがわからないんだ」
とはっきりすれば心も落ち着きます。
わからないところは
先生、友だち、家庭教師など
わかる人に聞けばいいわけですから。
まとめ
デッドライン(終わりの時刻)を決める
とりあえず、はじめてみる
以上、参考になれば幸いです。
それでは、
今日も実りある1日を。
笠井伸春
追伸
僕もこのブログを書くときは
同じ手順でやるようにしています。
考えてみれば他の仕事もそうですね。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること
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