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(勉強のコツ)丸暗記に頼らない覚え方

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FROM 笠井伸春

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先日、
家庭教師をはじめる子に
「特に習いたい教科は?」と聞くと
苦手な英語を、とのこと。

そういう子の多くは
英語が苦手というより「嫌い、やりたくない」
という感情があるんです。

口には出さなくても
「なんで、こんなのやらないといけないんだろう」
と。

そうなってしまう原因の一つは
「丸暗記しろ」だと思います。

たしかに勉強には暗記が必要。

でも、なんでもかんでも「丸暗記しろ」では
苦痛でしかないですよね。

 

たとえば、
「bar(バー)」という英単語。

センター試験や英検準2級レベルの単語ですが
主にこういう意味があります。

1 棒
2 飲食店のカウンター
3 バー、酒場、飲み屋
4 法廷、裁判、被告席
5 制約、障害
・・・

「バーは知ってるけど、なんで法廷の意味が???
わけがわからない・・・」

こういう単語が出るたびに
「裁判や障害という意味もあるよ。
さあ、全部暗記して」

ではしんどいですよね。

ではどう覚えるか?
優秀な英語の先生はよくいうことですが
単語は元の意味からイメージで覚えること。

barの元の意味は、「棒状のもの・板状のもの」

そこから発展して、
板状のカウンターがあるから「バー」になり、

裁判の法廷と傍聴席を分けるところが、
棒状・板状だからbarというようになったそうです。

そう考えると「制約・障害」もわかりますよね。
板状のものが前を邪魔しているイメージで。

 

一つの単語でも
一見すると違う意味が複数あって
「なにそれ、全部覚えるの?」
という場面があります。

そういうときは、
元の意味(原義)がのっている辞書を引くこと。

元の意味からなら
楽に覚えられるし、

知らない使い方だったとしても
だいたいこういうことが言いたいのかな、
と意味を予想することもできるようになります。

辞書を引くというと面倒そうですが、
原義を知れば逆に覚えやすくなり
結局、覚えるまでの時間も少なく効率的。

何より、わかり出すと
苦痛ではなくなってきます。

理解したり覚えたりするコツは
英単語だけなくて、
勉強全般にあります。

それには先生の教え方もとっても大事。

丸暗記しろ、じゃなくて
本質や勉強のコツを教えてくれる先生に出会えるといいですね。

それでは、
今日も実りある1日を。

 

笠井伸春

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◆執筆者紹介

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笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。

高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り

「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
  • 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること

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