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宿題の出し方、良いのはどっち?

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FROM 笠井伸春

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学習指導のヒント

今日の話は、
どちらかというと家庭教師の先生向けかもしれません。

でも、家庭教師が
どうやって授業を進めているかの参考になれば、と思います。

 

さて、
宿題の出し方で良いのは、次のどちらだと思いますか?

A 単語10個、それぞれ5回ずつ書いておくこと
B 単語10個、覚えておくこと

・・・

僕らが小・中学生のとき
学校ではAのような宿題の出され方をしていませんでしたか?

だからAの方が普通に感じるかもしれませんが、
答えはズバリBです。

なぜかというと、
「書いておくこと」
をノルマにすると

「ノート埋めさえすればいいんだ」
と思ってしまいがち。

 

この場合、宿題の目的はなんでしょう?

ノートに残すことではなく、
単語のつづりと発音と意味を覚えること
ですよね。

ノート何冊仕上げようが、
覚えていなかったら意味がない・・・

だから、宿題としては
B「覚えておくこと」が正解です。

 

じゃあ、なんで学校からの宿題は
「書くこと」が多いかというと・・・

宿題ができているか、
確認するのが簡単だからです。

Aならノートを提出させれば
先生1人がまとめて確認できます。

でも、
Bの宿題の出し方では、

生徒30〜40人一人ひとりが
覚えているかをチェックするなんて、
先生1人では時間的に無理がありますよね。

(先生もそんなことはわかってて、、、
集団授業の教師のジレンマとも言えます)

この大事な確認が
マンツーマンの家庭教師なら
無理なくできます。

 

次回のチェックで質を上げる

「次までに覚えておいてね」と伝えたら
次の授業のはじめに覚えた内容を言ってもらうようにするなどして
必ず確認することです。

そこで覚えてないことがあっても
責めることはないですが、

必ず確認することで
生徒には「次に覚えているか、聞かれるんだ。覚えよう」
という、いい意味での緊張の意識も育ちます。

だからAよりBの方が学習効果は高くなる、
というわけです。

やはり、
なんでも目的を持って取り組むことが大事ですね。

以上、指導方法のワンポイントでした。

それでは、
今日も実りある1日を。

 

笠井伸春

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◆執筆者紹介

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笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。

高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り

「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
  • 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること

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