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教えるときの禁句

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FROM 笠井伸春

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あるお家の方から差し入れいただきました。

お気持ち、ありがたいです。
(他のお家の方へ・・・お心遣いは不要です。どの生徒にも全力で取り組みますので)

こういったお気持ちを
生徒ひとり一人の指導の質を上げていくエネルギーにしたいと思います。

 

さて、先日
「自己評価を下げることは絶対に言わない」
と書いたんですが、、、

実は自分の失敗からの反省もあってのこと。

√12を簡単にせよという問題が
なかなかできない生徒がいました。

これを教えるのは3回目くらい。

「ヒントだけど、√8 = √4×√2だよね?」

 「はい」

「√4を簡単にすると?」

 「・・・2」

「ってことは?」

 「√8 = √4×√2 = 2√2・・・ですか?」

「OK、正解。じゃあ、√12は?」

 

答えられません。
このやりとりを3週間前から毎週していました。

「√12=√4×√3だよね?」

 「はい」

「ってことは?」

 「あっ、√12 = √4×√3 = 2√3ですか?」

「うん、じゃあ√20は?」

 「・・・」

答えられません。
こんなやりとりを繰り返すうちに
僕は内心イライラしてしまいました。

で、ついに
「前から何回もやってるやろ?」
と口にしてしまいました・・・

「ああ、しまった」と思いましたが、
すでに彼は意気消沈。
自信とやる気が下がったのがわかりました。

いつも一生懸命説明を聞いて、
できるようになりたいと
一番思っているのは本人なのに。

自分の未熟さを感じたできごとでした・・・

 

生徒が理解できないのは
先生の教え方が下手だから。

そう思っていないのと
指導スキルは上がっていきません。

 

教えるときの禁句

「なんでできないの?」
「前教えたよね?」
「進歩してないよ」

これらは言ってはいけない言葉。
ただ、生徒をへこますだけ。

家庭教師をはじめる人には伝えていることですが、
お父さん、お母さんが教えるときも同じですね。

こういう禁句は使わず、
いつも子ども目線で接するのが
能力向上のコツだと思います。

それでは、
今日も実りある1日を。

 

笠井伸春

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◆執筆者紹介

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笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。

高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り

「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
  • 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること

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