がんばる理由を持とう
ブログFROM 笠井伸春
山口茜選手、
日本人対決で敗れました。
でも、
世界の舞台で
準々決勝まで進出したし
内容も見事な試合でしたね。
試合後、山口選手は
涙が止まらないようでした。
直後のインタビューで
「(負けてしまって)支えてくれた人たちに申し訳ない」
というような言葉がありましたが、
日本からの応援団や周りの人は
「よくやった」
の気持ちだと思います。
思ったのは、
彼女のモチベーションは
自分の力を証明したい、とか
ただ勝ちたい
というんじゃなくて、
期待に応えたい
周りの人に恩返しがしたい
ということだった、と。
じゃないと
あの言葉は出てこないと思います。
モチベーションの源
「やってやるぞ」
と突き動かされる経験をしたことがありますか?
絶対やろう、と思うとき
そのモチベーションの源は2種類あるそうです。
一つ目は
ハングリー精神
「負けたくない」
「自分がすごいことを示したい」
「人を見返したい」
そういうモチベーションですね。
ブラックエンジンとという人もいます。
これが必ずしも悪いことかというと・・・
若いうちはありだと思います。
僕にも心のどこかにはあるかと思うので
偉そうなことは言えません。
ハングリー精神で頑張れるんなら
やってみて、その経験から
価値観が変わることもあるでしょう。
もう一つは
期待に応えたい
両親に感謝しつつ
社会にも役に立てる人物になるように
自分を磨きたい
ホワイトエンジンという人もいます。
「小児科医になって子どもを救いたい」
という方がいて
3歳のときから
医者になろうと決めていたそうです。
このモチベーションは強くて折れにくいので
多少失敗しようが、突き進めるんですね。
こう思えるには
周りの人の支えも必要でしょう。
この2種類のモチベーション。
どちらか一つを選ばないとダメ、
ということではなく、
混ざっていてもいいと思います。
勝ちたいからやるのか、
将来を切り開くためにやるのか、
自分の中にある
より強いモチベーションは
何でしょう?
笠井伸春
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること