また同じ間違い?ケアレスミスをなくす方法
ブログFROM 笠井伸春
「後で見るとすぐわかるような、うっかりミスが多い」
「同じようなミスを繰り返す」
「方程式の解き方自体は理解できているけど
マイナスの符号がついた計算を間違えやすい」
もし、お子さんにそういうところがあるなら
今日の話は役立ちます。
ミスをしない、
という人はいません。
誰でも
問題の読み間違いや
うっかりミスしてしまうことはあります。
でも、
こういうケアレスミスを
0に近づける方法はあります。
そのためには、まず・・・
自分の間違いやすいパターンを自覚すること
答案用紙をみてみてください。
そこに改善ポイントのヒントがあります。
よくあるのは、
問題の読み間違い。
「間違っているものを選べ」
というのに正しいものを答えてしまったり
「英語で答えよ」
に日本語で答えてしまったり・・・
そういうことが多いなら、
何を聞かれているのか
問題文の語句を○で印をつけながら読み、
答えを書くときに
それをチェックするクセをつけることで
なくすことができます。
次にあるのは
写し間違い。
マイナスがあったのに
次の行や答えで
書か忘れてしまったり、ですね。
これを防ぐには
1行書いた直後に見直すことです。
時間はかかりません。
0.5秒くらいチラッと前の行を確認しましょう。
・・・
他にもミスのパターンはありますが、
いずれにしても
ケアレスミスをなくすには
どういうときに間違いやすいのかを自覚することから。
だれでも自分の凡ミスは
見たくないでしょう。
でも、
それをあえてパターン化した
「ケアレスミスノート」を作って
ケアレスミスを改善できた子もいます。
夏休みも後半、
問題集をどんどん進めるだけになりがちですが、
自分のミスを分析する時間を持つことも
得点力アップにつながりますよ。
以上、参考になれば幸いです。
笠井伸春
>> 笠井伸春ブログ一覧 <<
◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること