夏期講習の落とし穴
ブログFROM 笠井伸春
夏休みの学習についてのある調査によると・・・
Q 夏休みの学習に成果はありましたか?
非常に大きな成果があった・・・7.6%
成果もあった部分もあるが課題も残った・・・69.9%
あまり成果はなかった・・・19.9%
成果がなかった・・・2.9%
(かしこい塾の使い方「夏休みを終えてのアンケート」より)
つまり、
「夏休みが充実した」
「やりきった」
と言える人は
7.6%だけ、ということ。
なぜこういう結果になっているのか・・・
原因は大きく二つあると思います。
1 夏休みは時間がたっぷりあるという勘違い
夏休みはたっぷり時間があるから、と
学習予定を詰め込みすぎてしまう・・・
そうすると
「あれ、こなせてない・・・」
ということになってしまいます。
自分の課題をしぼりましょう。
そして何を優先するべきか決めてから
そこに集中する。
余裕のある学習計画を立てるといいですよ。
2 夏期講習の落とし穴
「塾の夏期講習申し込んだから安心」
と思っている人は要注意。
よくあるのが、
塾のある日とない日で
学習のリズムが崩れてしまうこと。
塾のない日は気がゆるんで
学習量が少なくなってしまう・・・
一日を振り返ると
「あれ何もしていない」
なんていうことに。
「塾がない日はやらなくていい日」
口には出さなくても
無意識がそう判断してしまう危険ですね。
これは夏期講習がいい悪いじゃなくて
塾の活用の仕方の問題ですね。
おすすめの対処法は
塾のない日も夏期講習と同じ時間割にすること。
たとえば、夏期講習の時間割が
16:00~17:30
17:45~19:15
なら、
それと同じ時間に
自宅学習をしてみる。
こうすれば、
塾のある日・ない日で
リズムが崩れることはありません。
少しの工夫で
よくなることは
いっぱいあります。
未来を切りひらく
充実した夏休みになりますように。
笠井伸春
追伸
夏期講習といえば、
うちでもやります。
毎年会員だけを対象としてたんですが、
今回は会員じゃない方、初めての方も
10名だけ募集します。
夏休みだけやってみたいという方、
ぜひお問い合わせください。
お問合せはお電話(0120-559-859)か
下のお問い合わせフォームからいただければ
詳細をご説明します。
以下、詳細です。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること