中学英語で平均以下なら復習するポイントはここ
ブログFROM 笠井伸春
参考になるかと思ったので
うちのプロ家庭教師からの報告の一部をご紹介します。
6月分の指導報告をさせていただきます。
〇〇ちゃん(中学2年生)ですが、
英語の定期テスト対策として、
日記の英作文を書けるように練習しました。
他には、教科書の基本文を勉強するときは、
必ず主語をI,you,he,she,we,you,theyで
書き換えて、
be動詞、一般動詞、do,doesの使い方が
わかるように心がけました。
「英語が苦手なので見てほしい」
という中学生のお子さんの家庭教師を依頼される方は多いです。
英語が苦手な子の場合
中1からの復習で改善されることが多いです。
まず何を復習するかというと
このプロ家庭教師のいうとおりなんですが
次のようなことです。
- I my me mine he his him his ・・・
- 主語と動詞の並べ順の決まり
- be動詞と一般動詞の区別、
それぞれの否定文や疑問文の作り方のルール - 品詞の区別
(人称代名詞っていいます。アイマイミーマイン・・・ってやりましたね)
以上の中1英文法があいまいなケースがほとんどです。
ほっとおくと、基礎がわからないまま進んでいくので
2年3年で習うこととも吸収しにくくなります。
学校では授業として文法の復習(振り返り)は
基本的にやらないので。
よく言われるのが
英語はいわゆる「学問」ではなく、言葉。
(数学とか力学とか化学とかとちがって研究する学問ではないですよね)
言葉だから、大量のインプットをすれば
誰でもレベルは上がっていきます。
でも、一度英語に苦手意識ができてしまうと・・・
そのインプットするのにも
抵抗を感じてしまうんですよね。
長文が出てくると反射的に
「やだな、読みたくないな」のように・・・
だから、メンタル面まで考えると
並べる順番の意味やしくみ
つまり文法の基礎の理解が大事。
丁寧に説明すれば単純なルールだとわかります。
「なるほど、そういうことか」
と思えれば苦手意識もうすれてきますよ。
好き嫌いに左右される教科なので
まず、基礎の理解をして
「わかる」と思えるかが大事ですね。
ぜひ、お子さんの答案用紙を見てみてください。
もし、
I am live in Fukui.
(be動詞と一般動詞を一緒に書いてしまっている)
などとしてしまっていたら
早めの復習が必要です。
笠井伸春
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること