「もっと早く知りたかった…」とならないために。高校合格後の親の関わり方
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― 高1最初の中間テスト・評定平均・推薦入試までつながる話 ―
「高校に合格したときは、本当にホッとしました。」
昨年、そう話してくれた親御さん。
受験期の張りつめた空気が一気にゆるみ、「これで一区切りだな」と感じますよね。
でも、その方は少し間をおいて、こう続けました。
「高校に入ってから、だんだん不安になってきて…。
もっと早く知っておけばよかったなって、正直思いました。」
この言葉、実はとてもよく聞きます。
あなたも、どこか胸に引っかかるものはありませんか?
高校合格後に起こりやすい“見えにくい落とし穴”
高校合格は、間違いなく大きな成果です。
お子さんも、親御さんも、本当によく頑張りました。
ただ、ここで一つだけ、ぜひ知っておいてほしいことがあります。
高校合格はゴールではなく、これからのスタートだということです。
高校に入ると、
- 授業のスピードが一気に上がる
- 勉強量が増え、「自分で管理する力」が求められる
- テストの結果が、そのまま成績(評定)に直結する
中学までとは、世界がガラッと変わります。
それでも多くのご家庭では、
「今は休ませてあげたい」
「高校に慣れてからでいいかな」
と考えがちです。
その気持ち、とても自然ですし、間違いではありません。
ただ、
知らないままでいると、あとから取り戻しにくい部分がある
それが高校の怖さでもあります。
高1最初の中間テストは「ただのテスト」ではありません
高校に入って、最初に受ける中間テスト。
「最初だから仕方ないよね」
「まだ慣れてないし…」
そう思われるかもしれません。
でも実は、この最初の中間テストは、
- 高校での勉強のやり方が合っているか
- 授業についていけているか
- 今後どれくらいのペースが必要か
を測る、非常に重要なチェックポイントです。
そしてもう一つ。
親御さんにぜひ知っておいてほしいのは、
👉 このテストの結果が「評定平均」のスタートになる
という事実です。
評定平均は、高1の最初から積み上がっていきます
「評定平均」という言葉、
どこか先の話、大学受験の話だと思っていませんか?
実は、評定平均は
高1の最初の成績から、コツコツ積み上がっていくものです。
- 高1の成績も
- 高2の成績も
- 高3の1学期の成績まで
が評価対象になります。
つまり、
高1の最初につまずく
↓
評定平均が思ったより上がらない
↓
推薦入試の選択肢が狭くなる
という流れが、あとから静かに効いてくるんです。
推薦入試は「特別な子」だけのものではありません
「推薦入試って、成績がものすごくいい子だけの話ですよね?」
そう思われる親御さんも多いですが、実際は少し違います。
最近は、
- 学校推薦型選抜
- 総合型選抜(いわゆるAO)
など、評定平均を重視する入試方式が増えています。
もちろん、
「推薦を必ず使うべき」という話ではありません。
ただ、
- 評定がある程度あれば、選択肢が増える
- 一般入試一本より、精神的に余裕が持てる
これは、多くの受験生・親御さんが実感しているところです。
そしてその「選択肢」は、
高1の最初の積み重ねから始まっている
という点が、とても大事なんです。
親がやるべきことは、勉強管理ではありません
ここで誤解してほしくないのは、
親が勉強を細かく管理したり、口出ししたりする必要はない
ということです。
親ができるのは、次のようなことです。
- 高1最初の中間テストの「意味」を知っておく
- 点数だけで一喜一憂しない
- 結果よりも「どう取り組んだか」を一緒に振り返る
たとえば、
「最初のテスト、どこが大変そうだった?」
「高校の勉強、どんな感じだった?」
そんな問いかけだけで十分です。
高校入学前の3〜4月は、親の言葉が届きやすい時期です
高校入学前の3〜4月は、
- 気持ちが落ち着いている
- 新しい生活を前向きに想像できる
- 親の話を、意外と素直に聞ける
そんな貴重なタイミングです。
この時期に、
「高校の最初のテストって、意外と大事みたいだよ」
「結果より、流れをつくる感じかな」
と、軽く共有するだけで十分です。
プレッシャーをかける必要はありません。
「知っているかどうか」
それだけで、スタートは大きく変わります。
最後に
「もっと早く知りたかった…」
そう感じる親御さんは、本当に多いです。
でも、この記事をここまで読んでくださったあなたは、もう大丈夫。
- 高1最初の中間テストの意味
- 評定平均とのつながり
- 推薦入試という選択肢
これらを、中3の今の段階で知ることができています。
高校合格は通過点。
その先を、少しだけ見据えてあげる。
親ができるのは、
先回りしすぎないことと、見守る準備をしておくこと。
それだけで、子供は安心して前に進みやすくなります。
以上、参考になれば幸いです。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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