(相談)学校のテキストすぐに答をうつしてしまう・・・
ブログFROM 笠井伸春
先週は家庭教師の無料体験のお申し込みを3件いただきました。
2名の方はネット検索でうちのことを知っていただいた、とのこと。
ありがとうございます。
で、そのうち1人は福井市の中学2年生。
5教科とも得点できないので、平均点を目標にがんばってほしいとのこと。
このお子さんの最近の答案用紙を見せてもらったところ、
数学と英語を中心に1年生の復習をしながら
今習っていることをフォローしていくことになりそうです。
本人の顔を見て話したところ、
前向きさを感じたのでこれからが楽しみです。
「本人のやる気が目に見えて出てきました。
先生の影響を受けてまじめに取り組むようになりました。
これからも先生とがんばっていきたいです」
これは、同じく中学2年生で
家庭教師をスタートして1ヶ月後のご家庭のご感想。
今回のお子さんは塾・家庭教師がはじめてとのことで、
今までの様子を聞いてみました。
・学校の宿題は自学ノート1日1ページだけのときが多い
・学校の宿題以外はまったくやらず、自主学習の習慣がない
・副教材のワークは解答を渡されていているが、答をうつして終わってしまう
ということ。
ここからは今回の場合の「正しいやり方」について一つご紹介します。
学校のテキストで答えが渡されている場合のやり方
丸つけして終わり。それでは・・・学習したことになってないです。
学習の目的はインプットすること。
そこで、半分以上正解できないような問題集をやる場合は
いきなり書き出すんじゃなくて
次のようなやり方が効果的です。
問題を読む
↓
解説と解答を読む
↓
別の紙に答を写す
↓
次の日にもう一度別の紙でチャレンジ
↓
できなかった問題はもう一度解答を確認する
↓
(繰り返して)
↓
8割以上正解できるようになったら、
仕上げにテキストでやってみる(←ここでアウトプットする)
ポイントはインプットを目的に
できるまで繰り返すこと。
答をうつす、うつさないは重要じゃなくて、
インプットできればいいわけです。
もちろん、理解できていない問題は何回書いてもできるようにはなりません。
解説を読んでもわからない問題はチェックして
家庭教師に聞くようにしましょう。
中学生でここまで身につけば理想的ですね。
笠井伸春
追伸
「先生の影響を受けてまじめに取り組むようになりました。
これからも先生とがんばっていきたいです」
こういうことを言ってもらえるときが一番うれしいです。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること