失敗しない学習目標の立て方
ブログFROM 笠井伸春
目標持っていますか?そしてそれに向かって行動できていますか?
目標っていうのは、、、
次こそは数学で80点をとる!
藤島高校に合格する!
県模試でA判定をとる!
とかですね。
もし、学習の目標を立てても行動できなかったり、自信がなかったりするなら、今日の話はきっと役に立ちます。
なぜ目標通りにいかないのか?
答えは簡単。目標が高すぎるってことです。
たとえば、今まで数学50点なのに、1週間後の確認テストで80点をとろうって目標を立てたとします。
でも、どうやって勉強したらいいか分からない。くじけてしまう。だからできない。
80点取るための勉強をやったことがないからです。
気合があればできるのか?
たしかに上を目指すなら、受験期には気合と根性は必要だと僕は思います。
でも、中1のときから「気合だ」「根性だ」と言ったところで長続きするものではありません。
入試はそのときだけ頑張ればなんとかなるものではありません。いままでの3年間やってきた全部が試される、長期戦です。
じゃあどうすればいいのか?
目標を細かく分ける
目標が高すぎる、と言いましたが正確に言うと、上がろうとする階段の一段が高すぎるってこと。
「これならできそう」っていうところまで階段を分けていって、一段を低くするんです。
たとえば藤島高校に合格する、という長期目標があるなら・・・
夏休みまで今までの弱点克服して基礎固めを完成させる【中期目標】
↓
最近のテストから弱点を分析して、必要な問題集を用意する
↓
(たとえば1次関数の利用が苦手の一つなら)
問題集の1次関数の利用の問題を繰り返して、4月中に完成させる
↓
毎日2P進める、土曜日は4P進める【短期目標】
そんな風に細かく分けて
今日できる内容に落とし込みんでください。
長期的な目標は大きくしたまま、
そこから落とし込んだ今日やることは、できるところまで細かくする。
一度自分で考えてみて、
目標へのペースがあっているか、
またテキストについてなど、
塾や家庭教師の先生にアドバイスしてもらうといいですよ。
笠井伸春
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること