片付けの習慣と学力
ブログFROM 笠井伸春
僕「前のプリント出してみて」
生徒「えーと、、、あれっ?どっかいきました」
家庭教師をやっているとよくあるこのやりとり・・・
勉強部屋はちらかっていて、何がどこにあるのかわかっていない様子。
掃除の習慣がないんですね。
これは僕の経験からですが、
片付けが出来ている子ほど成績上位の子がおおいです。まちがいなく。
あなたのお子さんの部屋、特に机周りは片付いているでしょうか?
机周りがすっきりしていると集中力も高まります。
逆に、ゲームソフトや漫画が散らばっていたり視界に入る状態だと
毎回「遊びたいな」という誘惑と戦わなくてはいけません。
僕は成績と片付けの習慣は
関係あると思っているので、
片付けが苦手な子には掃除の習慣付けもおすすめします。
でも、ただ「掃除をしておくように」と指導しても
どうしていいかわからないこともあるので、
まず「次回までに、こっからここの範囲は片付けておこう」
とできるそうな範囲の掃除を宿題にします。
掃除の効果を調べてみたところ・・・
次の効果があるようです。
日本そうじ協会理事長 今村氏によると
①精神的効果
掃除をすると気持ちもすっきりして、前向きになる。達成感が得られるのでやる気も高まる。
②肉体的効果
ほこりがたまるとアレルギーの原因にも。
汚れた布団では熟睡できない。
③経済的効果
散らかっている部屋を掃除すると同じものがでてくることがある。無駄をなくせる。
④時間的効果
探し物をする時間が減り、勉強効率が高まる。
⑤対人効果
親のストレスがなくなり、子供も些細なことで叱らなくなる。精神的余裕を持てる。
いかがでしょう。
子ども部屋の掃除・片付けを促してみては?
笠井伸春
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること