得意教科はどこまで勉強すればいい?イナフナンバーを持とう
ブログこんにちは、笠井です。
つい好きな教科ばかり勉強していませんか?
得意科目はだいたい自分が好きな科目だと思います。だから自分で意識しない限り、得意科目に多くの時間をかける傾向があるはずです。
しかし、高校入試でも大学入試でもそのシステム上、どうしても総合点を伸ばさないといけないので、苦手分野は無視できないですよね。得点できていないところに伸びしろがあるのは間違いないので。
だからといって苦手分野にだけ時間を使え、ということではないです。
言いたいのは、得意科目にどれだけエネルギーを使えばよいか?という判断基準のこと。
僕のおすすめする答えは・・・
Enough Number(イナフナンバー)を持つ、ということです。
十分な数字、「ここまでとれればまあOK」という目標ですね。
なぜなら、満点に近づくほど、同じ時間を使っても得点アップは難しくなるからです。
例えば、ある教科で85点→95点を狙うより、別の教科で70点→80点にする方が時間はかかりません。
どちらも同じ10点アップです。
得意教科のイナフナンバー、何点にしますか?
笠井伸春
PS.
「得意だ」と思える教科がまだない場合は、まず1つ得意教科を作りましょう。そこから自信につながっていきます。まずは1つずつ。
PPS.
大学に入ったらやりたいことをトコトンやりたいですね。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
家庭教師のオアシス代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。
高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り
「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える能力なんじゃないか?」
と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
- 成果につなげるため、家庭教師の授業がない日でも効果的な家庭学習が自分でできるようになること