家庭教師のオアシス

ハンバーガーメニュー
オンライン無料面談 無料体験申し込み
LINE FACEBOOK
オンライン無料面談 無料体験申し込み 教室見学 お問い合せ

Blogー ブログ ー

発達障害ですが教えてもらえますか?【発達障害の捉え方と指導法】

ブログ
(先週の1枚)

「発達障害の子ですが家庭教師で教えてもらえますか?」
という問い合わせをいただきました。

学校の授業についていくのが大変とのこと。

答えは、もちろんできます。というよりもむしろ、授業についていけないという生徒のためのマンツーマンの指導だとも思っています。

今の学力や成績に満足しているのなら、1対1の個別指導や家庭教師は必要ないですから。

家庭教師のオアシスは、現状をなんとかしたいという生徒さんの力になりたい、という想いで活動しています。

発達障害のとらえ方

発達障害というと何か普通ではない特別な障害だと思っていませんか?

たしかに、程度にもよりますが、何かしら傾向や特性があるのは普通のことです。だから、基本的な指導方法は今までやってきたことと同じです。

何を丁寧にやるかを合わせるとか
読む・書く・聞く・読むのバランスを工夫するとか
どう伝えれば理解しやすいかを確認しながら進めるとか

マンツーマン指導とは、そういうことを生徒に合わせてやっていくものだからです。

というのも、今まで接してきた子の中で、多分発達障害と診断されるだろうなという子は少なくないです。ただ診断をしていないだけで。

以前はそこまで医者の診察を受けていなかったというのもあると思います。

また、グレーゾーンまで入れると、もっともっとそういう特性がある子の割合は多くなるでしょう。

発達障害の(またはそれに近い)お子さんには、いろんな特徴があります。

例えば、勉強を教えていて気がつくのは、

  • 複雑な計算ができない
  • 図形がイメージしにくい。例えば角ABCといっても何を意味するのかが難しい
  • 文字を読むのが苦手、文字の意味をイメージするのが苦手
  • 聞いて理解するのが苦手

逆に、自分の好きなことには人の何倍もの知識があることもあります。そうなると「障害」とは言えず、特徴ですね。得意なことをうまく使えば、未来も明るいと思いますよ。

発達障害を持つお子さんへの指導法

指導法は、僕にとっては今までやってきたことなので、何か特別なことをするという感覚はありません。

苦手なことは丁寧にやったり、繰り返す回数を増やしたり、別の学習法を試してみることです。

さっきの例でいえば、

・複雑な計算ができない
→単純な計算の組み合わせとして、手順を理解してもらう・できるところから練習する

・図形がイメージしにくい。例えば角ABCといっても何を意味するのかが難しい
→これくらいわかるかなとは思わずに、一つ一つの意味を他の書き方も試して理解を確認しながら進める。説明するだけじゃなくて、書かせたりして、一度できたら定着するまで演習を繰り返す。

・文字を読むのが苦手、文字の意味をイメージするのが苦手
→できるだけ聞くことと読むことを学習の中心にしてみる。とはいえ、学校のテストは読み書きになるので、時間をかければ読める場合は、時間をかけて練習はする。(程度によっては試験時間の延長や文字を大きくするなど学校の協力もお願いしてみる)

・聞いて理解するのが苦手
→読み、書きを学習の中心にしてみる

などなど。

要は、気持ちよく勉強できるように、その子の特徴に学習方法を合わせることですね。

また、その手順が決まったらお互いにどう進めるかをわかりやすくしておくとスムーズです。

最後に大事なこと。

テストの点数や順位のことで自己評価が低くなっていることが多々あります。「自分は人よりできないんだ」などと。

だから、少しでもよくなったことはもちろん、やっていること自体も褒めてあげることです。

「おー、できた!」「できてるよー」「よくなってきたね」などのポジティブな声かけが大事です。

いつも数学が0点に近い子を担当したことがありますが、中3の時にはルートの計算もできるようになり、先生や親御さんも驚いていました。

可能性は誰にでもありますね。

以上、参考になれば幸いです。


友だち追加でブログ更新情報お知らせします。

▼ リンク

家庭教師のオアシス コースの案内(学生講師・プロ家庭教師が選べる)

オアシスの中学個別ゼミ(学習塾)

オアシスの高校個別ゼミ(学習塾)


◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰

単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。

主眼にしているのは、

  • 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
  • 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと

下記の公式LINEアカウントを追加していただくと、ブログ更新情報を通知します。また、1対1トークもできるようになります。お問合せ、ご見学、無料体験、入会のご相談などお気軽にどうぞ。 家庭教師・個別指導塾オアシス公式LINE ID: @cim4849p


PAGE TOP