うっかりミスを防ぐには
ブログ今週は、冬期講習の準備と諸々のことが重なってあっという間に木曜日になってました・・・
さて、今日は計算ミスを防ぐヒントを一つ。
というのも先日、ある中3生が
というようなミスをしていました。
なんで間違えたと思う?と聞くと
「うっかりしてました」と。
それで次はどうすれば正解できると思う?と聞くと
「気をつけて計算します」と。
これで次はミスを防げるでしょうか?
無理、とまでは言いませんが、同じパターンの間違いをする可能性は大だと思います。
僕は、間違えたりできなかったりするのは、できるようになるまでのプロセスだから何も感じません。でも、同じミスを繰り返すことだけは厳しく注意します。
だって、勉強は0を1にしたり、1を2にすることなので。0が0のままではダメですよね。せめて0.5とか1ミリでもいいから改善していないとしたら、やり方が間違っているということになります。
さて、話を戻して・・・
多くの中学生は、
この計算ならできるし、
これもできるでしょう。
じゃあ、なぜ間違いが起こるのか?
その原因は2つのことを1回でやろうとしたから、です。
このように途中式を書けば間違うことはなかったはず。
(試験によっては答えが違っていても中間点が入ります)
だから、この場合の改善策は「気をつける」ではなく、1行で1つの計算だけをすることです。
でも、この話をすると、ええー、1行余分に書かないといけないから余計に時間がかかる、と感じる子もいます。
実際に間違う可能性があることを自覚しましょう。
一度、やり方を変えてみてください。
「気をつけて」今までと同じやり方で暗算して時間を使うより、1行使って書いた方が速く正確に迷わずに正解できるはずです。
こっちの方が得ですよね。
いわゆるケアレスミス。その一つの改善策を紹介しました。
ケアレスミスの防ぎ方はそのパターンにもよりますが、頑張るとか気をつけるという精神論ではなく、
①自分はどんなときにうっかりが起こるかを自覚すること
②具体的な手順を見直してやり方を変えること
この2ステップが効果的だと思います。
お子さんはうっかりミスは多いですか?
それはどんなときに起こっていますか?
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◆執筆者紹介
笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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