〇〇大学ってどれくらいで受かるの？【1年後の目標の立て方】
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私立高校入試が終わりました。受験生はひとまずお疲れ様でした。
あるお母様と塾生から情報いただきました。
- 北陸は、数学が難化・他は変わらず
- 仁愛は、社会でマイナーな問題が印象的だった
などの声がありました。（※個人的な感想です）
大学入試もそうですが、私立の入試には、悪問や奇問が混じっていることがある、ということは覚悟しておいた方がよさそうです。
実際、2年前、仁愛の数学では出題ミスがありました。その問題は、全員正解にしたとのことですが、それでは逆に不公平だと思います。
時間配分をミスる受験生もいるだろうし、テスト自体の意味が薄れてしまいますね。
とはいえ、変えられるのは自分と未来だけ。
悪問・奇問の海原を泳ぐことも、前向きな受験生には必要だと思うことですね。
次にある県立高校入試は、昔から実力を問う良問が多いです。
その点は安心してというと変ですが、受験生は正面から過去問に取り組みましょう。
〇〇大学ってどれくらいで受かるの？
さて、いろいろ情報をいただいた保護者の方から、こんな話がありました。
昔と違って今は私大の難化もあって大学のレベルがわかりにくい、と。
たしかに。
一つ例をあげてみましょう。
福井大学国際地域学部を調べてみると、
https://k-oasis.shinroshidou.net/
今回の共通テストで見ると、前期B判定で57％となっています。
100点満点の科目で57％以上とれるかが目安になりますね。
大学受験を考えている高1・高2生は、今年の共通テストを一度解いてみることをオススメします。
もちろん、まだ届かないと思いますが、足りない分がどれだけあるかを体験することができますね。
また、自分の目標の目安を知ることもできますよ。
1年後の目標の立て方
1年で伸ばせるのは失点の半分くらい、という見方があります。
例えば、今高2で、英語リーディング(100点満点）を解いてみたら、40点だったとしましょう。
失点は、 100-40 = 60
その半分が30点なので、1年後の目標は、40+30 = 70
英語リーディングの目標を、70に設定できるわけです。
1年生ならもっと高い目標を持てますね。
以上、参考になれば幸いです。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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