3人称の単数形のthey
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へー、と思った英語の話。
heやsheなど、英語の人称代名詞ありますよね。
人に対する3人称単数だと、he か sheだと習ってきたし、そう教えています。
もちろん、それはそれで正しいのですが、
3年くらい前から、イギリスやアメリカなどで、3人称単数として they を使う場面が増えているそうです。
調べてみると、辞書にも載っていました。
they
4⦅ややくだけて⦆ (その)人は[が] (!heやhe or sheの代用として, someone, everyone, a personなどの不定代名詞および性別不特定の語をさす場合に用いる.
くだけた表現に多く用いられるが, 時に⦅かたい書⦆ にも用いられることがある
▸ Everyone bowed when they passed the man.
その男のそばを通りすぎる人はみな頭を下げた
※everyoneは単数扱い▸ A person becomes a writer because they have personal shortcomings.
Appleの英和辞書より
人は欠点があればこそ作家になるのだ.
知らないと、英作に書かれたら×になりそうな文です。
これは、性別で分けるべきではない、という今の欧米の考え方からきている動きのようです。(背景知識)
欧米の歌手からのメッセージもあるようです。
言葉は、時代と共に変わりますね。
3人称単数形としてのthey
おそらくは、そのうち共通テストなどにも反映されてくるでしょう。
以上、英語の小ネタでした。
追伸
この記事、ある先生にほめていただきました。3人称単数で扱うのに動詞は複数扱いという・・・、確かに。
▸ A person becomes a writer because they have(←ここの動詞は主語theyは通常の複数扱いで、hasにならない) personal shortcomings.
ややこしい感じがしますね・・・

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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