教科書が変わったことにより、英作文の傾向が変わりますか?
ブログ「教科書が変わったことにより、英作文の出題傾向が変わりますか?」
中学3年生(高校受験生)のお家の方からご質問があったので、考えてみたいと思います。
2021 英語の教科書が大きく変わった
なんと言っても、単語数が増えました。これが一番大きいです。
あとは、高1の英文法の一部(仮定法の一部、現在完了進行形など)が下りてきたこともあります。
今の中学3年生が、新しい教科書と授業の切り替えの先頭を走る学年になっています。
大学入試のときに本格的に共通テストが変わるとされている学年です。
2022高校入試の英作文の変化は?
私立高校の出題傾向は、高校の説明を聞く限り、あまり変わらないかなという印象です。
冒頭の生徒さんは県立志望ということ。
そこで今年出題された県立の英作文を見てみましょう。
文脈から意味をとらえて、その人の立場で意見を書く形。B問題は主に普通科の問題です。
A問題は、主に専門科の高校の入試問題です。こちらは自由度があるので何を書くか用意しやすいですね。
どちらの問題もこの形が3年続いています。
ここからは予想ですが、この形式は変わらないのではないかと。
仮に何か変わるとしても、英作文対策でやるべきことは変わりません。
なぜかというと、
教科書が変わった点は、
- 単語数
- 文法の前倒し
この2つ。ですが、自由英作文は、自分の書ける単語や文法を使えばいいわけです。
しかも、話題になっている単語は問題の文中にあります。
やるべきことは、
主語+動詞+補語
主語+動詞+目的語+・・・
など、正しい文型で必要な文字数を書く練習をしておくこと
それができてきたら、聞かれたことに答えていて、一貫性のある内容で書けるようにすること。
こういう基本を大事に練習していれば間違いはありません。
模範解答を見ると、こんなにうまく書けないよ、と思うかもしれないですが、最初はうまく書こうとしなくていいです。
自分の書ける文を書くこと。先生に添削してもらうことを繰り返しやりましょう。
英作文は、英語が苦手な子でも、割と短期間で対策できる分野です。
ぜひ頑張ってほしいと思います。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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