【中3】2020学力診断テスト 数学【次につなげるポイント】
ブログ中3生は、先週11月4日5日にあった学力診断テストの答案が返ってきつつあります。
塾生のUくんから数学、社会、英語の問題と答案を見せてもらいました。
出題の形式や傾向・難易度は、昨年と同様かなという印象です。
過去問でテストの練習を十分にできた子は、大きくこけることはなかったと思います。
これについては高校入試と同じですね。対策が大事。
今回は、学診の数学について2つ参考になりそうなことがあったのでシェアしたいと思います。
答えが合っていても途中経過が書いてなければ×
この生徒の答案を見せてもらったところ、図形の「〜の面積は何倍か」の問いに、解答欄の中に書いた数字は合っていたのですが、×になっていました。
理由は、その答えに行くつく過程が残されていなかったから、とのこと。
答えが合っているのにその設問は0点となりました・・・
逆にいえば、解答を書く□の欄以外も評価されるということ。
解答用紙に書いた内容は、採点者との対話です。「ここがわかっているか聞いているんですよね。自分はこう考えました」それを知りたいのです
考えた過程はしっかり書き残しておくことが大事ですね。
ちなみに、難関大学の個別試験では、最終の答えが間違っていたとしても思考のプロセスの方が大きく評価されます。上位校になるほど、答えだけ合っていてもほとんど得点されず、解法の方針をしっかり書くことが得点につながったりします。(各学校の採点基準によります)
福井新聞模擬テストと同じ問題が出た
10月の福井新聞模擬テストと同じ問題が作図で出題されました。ついこの前、Uくんに解説したことなので少し驚きました。(もちろん、今度はできていました)
「○○と同じ問題が出た」とういうのは、たまたまのことだし、結果論と思われるかもしれません。
でも、問われる知識は教科書の内容からと決まっているし、理数で使う解法も限られています。基礎が終わって、過去問で練習すればするほど、「これ、同じ解法だな」と気づく問題が増えるはずです。
理数科目は早めに範囲を終わらせて、今までどんな問題が出ているかいっぱい演習して何の考え方を使っているかを整理していきましょう。
頭の中に、これが出たらこう進める、という解法パターンを引き出す回路を作ること。これができれば、「これはこう解く」と反射的に解き進められる域にいけます。
まだまだ伸ばせる時間はありますよ。
以上、受験生の参考になれば幸いです。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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