「受験生は夏までに基礎を固めろ」でも基礎ってどこまで?
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夏休みまでに基礎を固めろ、というのはよく言われることで、たしかに現役受験生に心してほしいことです。
しかし、今回はみんながカリキュラムの変更をすることになり、夏休みも時間がとれなさそう。いつもと違う年になるのは確実となりました。
こんな中だからこそ、受験生に分かっていてほしい2つのことをお伝えします。
1.どこまでが基礎なのか?
2.夏までに基礎を固める
1.どこまでが基礎なのか?
何が基礎・基本なのかは、何を基準にするかよります。基本が大事とは聞いたことがあるかもしれないですが、何が基本・基礎なのかはフワッとしてるのでは?
簡単なことが基礎でしょ、というわけでもないです。簡単とか難しいというのは主観が入るので、あいまいな感じがしますね。
受験生にとって「基礎が固まる」とは・・・
志望校の過去問の答えや解説を読んで、理解できる状態に入ることです。
まだ、合格点まで解けなくてもいい。でも解説読んだら分かるようになっている、というとは、すでに志望校対策に入ることができることを意味します。
逆に言うと、まだ解説を読んでも理解できない場合は、いきなり過去問や難関大の過去問集みたいな問題には入れません。(宿題で出されている高3生の話もありますが・・・)
それは土台ができてからにしましょう。今は基礎固めに集中した方が近道です。
→ 自分が今、どこにいるのか、一度、志望校の過去問と解説を見てみましょう。
基礎って高1の範囲?問題集のA問題?
そうなのかもしれません。しかし、何をどこまでやるのが基礎の完成なのかは、あなたの今の力と目標によります。詳しい人に聞いて確認することをオススメします。
ただ、僕が見てきた進学校の生徒には、実力より上すぎるものに取り組んで、効率が悪くなっている子が多いです。
個人的に教えるときは、つまづいた分野を中学の範囲まで戻ってやってもらうこともあります。結果、その方が近道になるからです。
2.夏までに基礎を固める
夏までに基礎を固めておくべき。休校がどれだけ続こうが、これは今年も変わりません。
いつもみたいな夏休みは今年はないでしょうね。
学校再開後はかなりタイトな生活になるはずです。
夏休み前まで授業で習った内容を、夏休みにじっくり復習する。これが今年はできません・・・
ということは、夏休みのように自分の勉強を進めることができる時間は今しかないんです。
先を読んで今、動いておきましょう。
追伸
何をやったらいいか分からない、という人は、ぜひ相談してほしいと思います。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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