【親の関わり方】過干渉は子どもの自立を止めてしまう【自主性の育て方】
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このブログをよく読んでいただいているお家の方から、
あの日の記事ってうちの子のことですよね?と言われることがよくあります。
当たっているときも、そうじゃないときもありますが、リアルタイムでめったなことは書けないなあ、という感じがしています(笑)
今日は、とても過干渉だったお母さんの話。
最近似たことがあったので思い出しました。
過干渉なお母さんと自主性のない子ども
これは今のことじゃなくて、3年前のこと。
ある中学3年生。家庭教師に入っている先生からの連絡でこういうのがありました。
お母様は教育熱心で、勉強の内容や進め方についてのアドバイスにも一緒に積極的に参加されています。
勉強熱心なことはとても良いことだと思います。
しかしながら、お子さんの勉強について、普段から干渉しすぎているようです。
似ているケースに出会うのは日常茶飯事で、指摘した方がいいのか迷うことも未だにあります。
○○ちゃんが自分の勉強スタイルを早く見つけて成績を伸ばし、お母様がほとんど言わなくても自ら勉強してくれるように一緒に頑張りたいです。
家庭教師の先生より
小さいうちはサポートも必要でしょうけども、高学年から中学・高校では、自主性を育てた方がいいです。本人のために。
そう伝えると、「そんなこと分かっています。でも、言わないと自分からやらないんですよ」と言われたりしますが・・・本当にそうでしょうか。
過干渉は子どもの自立を止めてしまう
小学生のころから、過干渉になっている方を見ますと、
「今日はこのページからここまで」
「はい、これやってあれやって」
で、明日の時間割をお母さんがチェックして、
朝、行ってきますのときは、ランドセルを担がせて、帽子をかぶせたりします・・・
子どもは無意識のうちに、ああ、全部お母さんがやってくれる、と思うようになります。
子どもにとって、自主性が育ちにくい環境です。
これが中学まで続くと、反発するか自分で考えなくなってしまいます。
反発する子は自立していくので、OKです。
でも、いつまでも素直に聞いている子は、覇気がないというか、自分で決める習慣がないので、自分のやりたいことがなんなのかを感じられなくなってしまいます・・・
失敗してもいいから、自分で考えさせる
僕は少しくらい失敗してもいいと思っています。むしろ、した方が良いこともありますね。
時間割の準備が違っていて、教科書忘れていても指摘しないくらいでいいと思います。
学校で、教科書忘れた!恥ずかしい → 次は失敗したくない、じゃあどうすべきか?と感じてもらう。
自主性を育てるには、自問自答させる機会を与えてあげることが一つあるかと。
もちろん、骨折とか大けがしそうなのに見てるだけとか、そういう失敗はさせたらダメです。でも、小さい失敗はさせたらいいと思います。
じゃあ放っておけばいいのか、というとそれでは無関心ということになってしまいます。
子育てのうまいお家の方も多いですが、本当に子どものことをよく見ているんだなと思います。
軽く失敗した後に、「じゃあどうすればいいと思う?」って聞いてあげると、解決策を自分で考えるようになるので、いいんですね。
答えよりも質問が多くなるといいかなと思います。
追伸
勉強面で直してほしいことがあれば、家庭教師をうまく活用してほしいと思います。

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◆執筆者紹介

笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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