(中3)1月の確認テストが最悪でした・・・【3つの原因と対策】
ブログ昨晩、はじめての方から公式LINEでメッセージいただきました。
年明けに確認テストがありその結果が今までにないくらい最悪な結果でした。
○○高校の普通科に行きたいのですが、今回の成績だとかなり心配です。
中学3年の確認テスト7回目のことですね。入試直前のここにきて成績が大きく下がれば、本人も親御さんも動揺されていると思います。
昨日は負けず嫌いタイプのお子さんの場合のワンポイントの話をしましたが、今回は急に成績が下がったときの原因から対策を伝えたいと思います。
この時期に急に下がった原因は3つ考えられます。
原因① 少し前の勉強量が減っていた
やらなきゃ下がる、当たり前と思うかもしれませんね。でも、中3生で意外と多いのがこっちだと感じています。また、勉強量の変化と成績の変化には時間差があります。
夏以降のテストでは、1,2年の全範囲を含むので、いきなり勉強量が減ったとしても1ヶ月くらいは成績は下がりません。しかし、下がるときは急に下がるものです。
逆に、成績が上がるときも同じ。1ヶ月〜3ヶ月は変わらずに、上がるときは急に上がったりします。だから、「秋以降から真剣に頑張っているのに上がらない」と感じている子はあきらめずにやり続けてください。ギリギリで伸びたりしますよ。
勉強量が減るのは、本人のせいとも言えないときも多いです。健康面のこと、人間関係、学校のこと、家でのこと、勉強以外で興味のあることへの習慣、何かの原因があったり、原因がはっきりしなかったり。頑張りたくても頑張れないときもあるでしょう。
一緒に原因を探ったり、励ましたり、できる範囲でいいので一緒に勉強するなど、同じサイドに立っての応援が必要なときかもしれませんね。
原因② 苦手分野が多く出題された
たまたま苦手分野が多く出題された、ということもあり得ます。
たとえば、理科なら、勉強していないままだった中1の「光と音」、それに習ったばかりで演習がまだの「天体の年周運動」ががっつり出題されたテストだった、など。
これは分析してください。苦手を一つ一つつぶしていくだけです。伸びしろが分かって良かったですね。
原因③ 勉強しているが、冷静さを失っている
十分な勉強を続けているのに急に下がった場合、心の落ち着きを失っていることが原因かもしれません。
学校・家・塾で「残り○○日だから頑張れ!」と言われ続けて、気負いすぎてしまう。頑張り屋に多いのでしょう。
あせる
↓
今までできていた問題でイージーミス連発
条件の多い問題のとばし読みで失点
難問に時間を使いすぎる時間配分ミス
↓
もっともっとやらないと、とますますあせる
冷静さを失った悪循環。自分の位置と何をするべきかが見えていない状態です。
こんなときは、「頑張れ」ではなく、「頑張ってるね」「冷静に取り組めば大丈夫」明るくいきましょう。
落ち着いて取り組めばいい話なので、具体的な対策を一緒に考えるか、僕らのような専門的な人に聞いてほしいと思います。
メンタルが安定している受験生は強いです。「いいときもあれば悪くでるときもあるさ」と淡々とやるべきことをやり続けられるので、実力も上がり、悪いときでも最低目標はとれるようになってきますよ。
まだまだ変わる時期。自己イメージを上げて高いところで安定していきたいですね。
以上、参考になれば幸いです。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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