(学診の失敗例)親からの過度のプレッシャー
ブログ福井県の中学3年生は、学力診断テストまであと1週間。
一生懸命に勉強している人が多いと思います。
ですが、中には「頑張ったのに思ったより得点できなかった」という先輩もいます。
なぜ、実力が発揮できなかったのか?
今まであった失敗例から学んでみましょう。
原因はいくつかありますが、今日はその一つを。
以前、学力診断テストだけ、信じられないほど下がった生徒がいました。(進学は第一志望合格しましたが)
その原因は・・・
親が過度のプレッシャーを与えすぎ・本人が張り切りすぎ
よくあるのが、親からの強いプレッシャーです。
「これだけやってきたんだから、すごく期待してるよ!
絶対にいい点とれるよ!明日のテストは本番と思ってがんばれ!!」
親としてはやっちゃいがちなんですが、大体は逆効果になることの方が多いと思います。
うまく受け流す子ならいいんですが、
まともに受け止めると、ムダな緊張を持ってしまい、普段できるはずの問題でつまづいたりします。
本人が張り切りすぎてもうまくいきません。
「絶対に今までで最高得点とってやる」とか
「実力以上を出してやる」とか
もちろん、「がんばるぞ」の気持ちは必要ですが、
実力以上のことをしてやろうなんて考えると、
プレッシャーになって逆に実力は発揮できないでしょう。
たとえば、「ああ、この打席は絶対にホームランを打たないといけないんだ」とガチガチになっているバッターが打てるでしょうか?
厳しいでしょうね。
実力を発揮するには、心をセンターにおいておくこと。静かに燃えている感じがちょうどいいです。
親から声かけをするとすれば、
「いつもの調子でのぞんで、テストが終わったらいつも通りに帰ってくればいい」
くらいな感じが自然で一番いいと思います。
将棋の羽生さんの話。
大きなタイトル戦、羽生さんの先手。
先手なのに数分の間、最初の一手を指さなかったそうです。
見てる人たちは「??」 後で記者が聞きました。
「なぜ、1手目をすぐに指さなかったのですか?」
「心の静寂を待っていたのです」
実力を発揮する人は、心の状態を大事にしているんですね。
さて、マインドセット以外のテストで失敗する原因は
- 定着するまで復習が足りていない
- 単元の習熟度にムラがある(テストによって上下が大きい)
- テスト慣れしていなくて、時間配分と難易度の見極めが下手
などがあります。
おまけ
最後にいいたいのは、学力診断テストで一喜一憂しすぎないこと。
学力診断テストは、本番の試験ではないです。どんなに良くても、どんなに悪くても、それで合否は決まりません。
実際の合否は、実際の受験校で行われる入試当日のできで決まります。
つまり、11月ではなく、2月3月時点での得点力で決まります。
そして、3ヶ月あれば、良くも悪くもかなり動くことを頭に入れておきたいですね。
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◆執筆者紹介
笠井伸春
個別指導塾・家庭教師のオアシス 代表
ふくい家庭教師ナビ(カテナビ)主宰
単に目先の点数を上げることだけではなく、自信につなげ、いかに生徒が自分から学習できるようになるか、自立した学習が身に付くようなサポートを目指す。高校入試対策のため勉強方法を教えた中学生が、高校でも実践し伸びていることを知り、「1回のテストのために得た知識はテストが終わったら価値がなくなるけど、一度身につけた勉強方法はその先もずっと使える、価値の高いスキルなんじゃないか?」と考え、勉強のやり方を教える家庭教師のチームを作る。
主眼にしているのは、
- 「できる」を実体験してもらい、自信と前向きさを身につけてもらうこと
- 能力に関係なく学習効果の高い勉強方法を身につけてもらうこと
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